一昨日の昼間は
生涯学習センターでの「大人バレエ」でした。
80代男性もいらっしゃる講座ですが、ドゥミプリエの時に腰が伸びてお腹が引き上がるようになりました。努力されたのだと思います。

夜は
とうおん舞台芸術アカデミーでのバレエバレエ
小学生から大人まで6名でした。

フェッテを頑張って練習している初心者の小学生がいるのですが、12回くらいはできるようになりました。軸がしっかりしていて手足に張りがあるのでダイナミックに見えます。
少しバレエ経験の長い小学生も刺激を受けて安定感が増してきました。

もっと驚いたのは、大人の方のペアテがいつの間にか上手になっていること。肩に力が入ってなくて気持ち良さそう。

大人クラスだったら、ここまで毎回やらないので小学生と一緒にレッスンするのもいいのかなと思います。

身体の使い方や解剖学などをを研究することも必要ではありますが・・
例えば、10回転くらい回れるほどのバランスがとれても、優雅に1回転を回れないということもあります。

理屈ではない「感覚」とか「好奇心」を忘れないでほしいです。
そうすることで芸術性や躍動感も生まれます。


昨日のアートヴィレッジセンターでの「大人バレエ」でも感じたのですが、60代の初心者の方のアントルラセが躍動感があり膝も伸びていて、なぜ出来るんだろうと不思議に思ったほどです。

こういう方々の特徴は、考え過ぎず、その日のうちに習得しようと子どもみたいに何度もやってみたりしています。
それが決して勝ち気ではなく楽しそう。

新しいことを恐れず好奇心があります。

あわてんぼうではなく冷静で他の人と比べたり焦ったりしません。

お仕事や家事は忙しく理論を研究する時間もないけど、レッスンに集中しています。

最近60代以上の方に、こういう方が増えてきたように思います。


指導する側が「大人だから」と諦めないことも大切ではないでしょうか流れ星