<コンサート情報>
~ヴェロニカ・エーベルレ(ヴァイオリン)と大野和士指揮東京都交響楽団の共演~
ベルク:ヴァイオリン協奏曲 「ある天使の思い出に」
ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版)
ヴァイオリン:ヴェロニカ・エーベルレ
指揮:大野和士
管弦楽:東京都交響楽団
会場:サントリーホール
日時:2019年9月4日(水) 午後7時
ヴァイオリンのヴェロニカ・エーベルレ (1988年生れ) は、ドイツ南部のドナウヴェルト出身。10歳でミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院ジュニアクラスに入学。2001年からミュンヘン音楽大学で学ぶ。2006年には17歳にしてサイモン・ラトル指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演し、国際的に注目される。その後も、突出したコンクール歴がないにもかかわらず一流オーケストラと共演している。また2008/09年シーズンにはカーネギー・ホールでリサイタルを行っている。 2008年11月に初来日。
指揮の大野和士(1960年生れ)は、東京都出身。東京芸術大学指揮科に入学。大学卒業後、25歳の時欧州に渡る。1987年「アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール」で優勝。1988年ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者・音楽監督に就任。その後、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場の音楽総監督、ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督を務めた。2008年フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、2012年アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者に就任。2015年東京都交響楽団の音楽監督、また同年バルセロナ交響楽団の音楽監督就任。2018年より新国立劇場のオペラ部門の芸術監督に就任。2010年日本芸術院賞・恩賜賞受賞。サントリー音楽賞受賞。文化功労者に選ばれる。2017年フランス共和国より芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。同時にリヨン市からリヨン市特別メダル授与。