<新刊情報>
書名:我々はどう進化すべきか~聖地ガラパゴス諸島の衝撃~
著者:長沼 毅
発行:さくら舎
ガラパゴスは人間の未来を映し出す鏡だ。ガラパゴスのリクガメなどの生物たちは、過去に人間の乱獲により絶滅しかけ、今は保護対象であると同時に観光と密漁の新たな脅威にさらされている。長沼教授は言います。「ガラパゴスは、人間性の変化、人間の未来を映す鏡のような存在。協調せず、利己的でも、利他的でもなく繁栄してきたガラパゴスの爬虫類たちの姿から、人間が伝統的に思い込んでいた価値観(協調性や利他性の必要性)とは別のフレッシュなライフ観を得ました」。