茶の湯の点前を習いだして間もない方、「なんだか覚えかけて来たわ」と言う頃に
ある日お稽古場へ行くと「が~~~ん」風炉が炉になってる!
どうすんのこれ!!茶の湯の季節の大きな節目、いわば茶の湯の衣替えともいえる
風炉と炉の交代時期が今年もやって来ましたね。
風炉と炉ってなあに?
風炉
こういうのが風炉(ふろ)
火鉢のように熱源が畳の上にあります。
炉
畳の下に熱源があるのが炉(ろ)
囲炉裏のようでしょう?その通りで囲炉裏をヒントに取り入れられ、
利休さんが寸法を決めて現在に至っています。
それ以前は風炉だけだったのね。
風炉と炉が半年で入れ替わり、ごく大雑把に言えば風炉は5~10月頃使われます。
一年以上お稽古を続ければ風炉と炉と両方に出会えます。
十年以上お稽古していれば風炉にも炉にも10回以上お目に掛かるのですが、
なにしろ半年ぶりの御目文字で点前にも若干の違いがあり、
使うお道具も変わりますから、準備にも手が掛かり、あわあわしちゃいますわ。
柄杓でかいっ!なんて思いますね。(柄杓も風炉と炉では変わるんです)
炉になったら花入も籠はおしまい。
香合の塗りのもの木製のものもおしまい。香木もね。
せっかく覚えて来たのにもうっ!ですけど、この変わり目によっての変化は
茶の湯の愉しみととらえていただきたい。
愉しみと思える頃にはあなたに随分茶の湯の神さまが降りて来てるはず。
心配しなくても風炉はまた来年やって来ます!
風炉は風炉で炉は炉で面白い!愉しい!のが茶の湯。
遊びましょう、遊びましょう。
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