今日は夏至、北半球では1年でもっとも昼が長く、夜が短い日。
夏至を過ぎたら薄物のきもの解禁です。
絽や紗の涼しげなきものを着ましょう。
二十四節気に添ったきもの暦をご紹介しています。
きものの取り合わせで一番ややこしいのが五月から十月の単衣の季節ですね。
裏地が付いていないきものはすべて「単衣」で
その中に 透けない単衣 透ける単衣 の二種類があると思ってください。
このうち透ける単衣が薄物と覚えてください。
今年、2019年に当てはめますと
5月6日 「立夏」から透けない単衣のきもの、
6月22日 「夏至」から絽や紗の透ける薄物にして
8月8日 「立秋」からは秋の雰囲気のある薄物、
9月8日 「白露」にまた透けない単衣に戻り
10月8日 「寒露」以降袷のきものに。
もちろん、きもの上級者の方や社中で決まりのある方も多いでしょうから、
これはあくまで着物事始の茶の湯女子のご参考までに。
他の季節のきものについてはこちらにいろいろと⇒テーマ「茶会の着物」
いつもこの期間の帯のチョイスが難しいとご質問をいただきます。
古くからの決まりとして言われるのは
半衿、帯揚げは帯に添う 帯が透ければ半衿と帯揚げは透ける夏物にする。
帯は季節を先駆ける 帯は一足先の季節を纏う。
この二つです。
薄物の時期は6月22日から9月8日と思ったより長いです。
梅雨時~夏の盛り~秋の始まりまで薄物を着ますから
きものや帯を誂えるときは真夏のことばかり考えずに決めないといけませんね。
夏物だからと涼しそうな色や柄のものが集まってしまいがちですが
花で言えば紫陽花から始まり芒や女郎花などの秋草の期間に着るものです。
最初はきものは色無地、帯は抽象柄が無難です。
古い記事ですがこちらに詳しく書いてあります。⇒茶の湯女子着物事始薄物のきもの
単衣のきものシーズンはややこしくもありまたそれが楽しくもあり、微妙ですが
その季節ならではのお洒落を楽しんでいきたいですね。
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こちらもあわせてどうぞ⇒こういうお稽古をしています
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