2019年9月8日 明日は「白露」 はくろ です。
白露とは二十四節気のひとつで草木に白い露が見られる時期、
このころから袷のきものに移る前までの約一か月間は透けない単衣のきものを着ます。
紅雲庵では二十四節気に添ったきもの暦をご紹介しています。
きものの取り合わせで一番ややこしいのが五月から十月の単衣の季節ですね。
裏地が付いていないきものはすべて「単衣」で
その中に 透けない単衣 透ける単衣 の二種類があると思ってください。
このうち透ける単衣が薄物と覚えてください。
今年、2019年に当てはめますと
5月6日 「立夏」から透けない単衣のきもの、
6月22日 「夏至」から絽や紗の透ける薄物にして
8月8日 「立秋」からは秋の雰囲気のある薄物、
9月8日 「白露」にまた透けない単衣に戻り
10月8日 「寒露」以降袷のきものに。
透けない単衣のきものには夏を挟んで二度の着用時期があります。
①立夏から夏至まで
②白露から寒露まで
①と②は帯を変えれば同じきもので大丈夫です。
いつもこの期間の帯のチョイスが難しいとご質問をいただきます。
古くからの決まりとして言われるのは
半衿、帯揚げは帯に添う 帯が透ければ半衿と帯揚げは透ける夏物にする。
透けない帯には透けない半衿と帯揚げ。
帯は季節を先駆ける 帯は一足先の季節を纏う。
夏に向かう時は夏物の帯、冬に向かう時は冬の帯。
この二つです。
もちろん、きもの上級者の方や社中で決まりのある方も多いでしょうから、
これはあくまで着物事始の茶の湯女子のご参考までに。
他の季節のきものについてはこちらにいろいろと⇒テーマ「茶会の着物」
単衣のきものシーズンはややこしくもありまたそれが楽しくもあり、微妙ですが
その季節ならではのお洒落を楽しんでいきたいですね。
紅雲庵でのお稽古や催しについて
一、日々のお稽古 【あかね塾】 予約制の和の教室。
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三、茶の湯ラボ 【すゝめ】 不定期開催 茶杓削り、濃茶、茶花などの集中体験。
どなたでもご参加いただけます。
紅雲庵での茶の湯遊びをまとめました。
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茶の湯を始めてみたい方には体験お稽古をおすすめします。
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次回茶話会は9月14日土曜日【十六夜茶話会】です。
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おすすめの茶会や茶話会、イベントのお知らせはこちら⇒ 紅雲庵お遊び帖 その2
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9月22日(土)に濃茶体験【濃茶のすゝめ】
詳細はこちら⇒【濃茶のすゝめ】
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お気軽にご参加ください。必ず「お茶は愉しい」と感じていただけます。
お問い合わせお申込みはメールで紅雲庵まで
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あかね塾「紅雲庵茶の湯ラボ(laboratory)」ご案内
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こちらもあわせてどうぞ⇒こういうお稽古をしています
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