気合を入れて臨んだ別大で不覚にも途中失速、立て直そうとした結果、翌日から酷い筋肉痛…

これほどまで痛んだのは、2015年の飛騨高山ウルトラ以来。

あの時は左ハムストリングスが筋挫傷、5日間完休した。

だが、その時のレース内容は良かった。総合13位。

その当時では会心の出来だったので満足感はあった。

今回は納得できない内容なので満足感は全くなし。


余談だが、過去5日間休んだのは、飛騨高山とハセツネの2回のみ。

ハセツネは2016年に出場、50kmあたりの大ダワで岩につまづいて転び、運悪く岩の上に膝をぶつけて肉が見えるまで切ってしまった。

激痛が走り、そこでリタイア。

今思えば、止血して血が止まったのでゴールまで行けたかもしれない。

それもレース後、6日目くらいで走り始めた。

ただ、傷口は塞がっていなかった。

それでも、1か月半後の大田原マラソンに出て、タイムはダメだったが2時間57分くらいで走れたから、当時は強かったのかも。


今回の痛みは腰とハム、あと下腹部。これは腹直筋のようだ。

フルマラソンは何気に腹筋を使っている。私もレース中や後で腹筋が攣ることがある。

腹筋はさておき、痛みを早く解消しようと水曜に鍼と指圧へ。

後ろからの指圧と鍼は問題なかったが、仰向けになってからの大転子等の鍼や指圧は死にそうになった。

悶絶どころではない。

先生からは「あと3日間は安静にね~」と言われ、その通りに実行。

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一日早かったが、土曜日からトレーニング再開。

生憎の雪、しかも泊まり出張明けだったが、そんなこと知ったことではない。

防寒して城北公園周回コースを走る。

時間は夕方16時。普段はやっている息子の陸上クラブも休み。

空からは時折強めに雪が降るが、前日に東北から戻ってきた私にとっては大したことなし。

走っている人はほぼいなかったが、息子の城北ACで都道府県対抗駅伝などに選抜された女の子と思われるこが黙々と走っていた。確か、高校は仙台育英だったはずなので、三連休で戻ってきたのだろう。

最初は快調だったが、スタミナの問題か徐々に脚と腰の張りが気になってきてペースが落ちる。

しかも結構苦しい。5日間ランオフするとこうなる。


中長距離競技というのは酷な競技である。

球技などは一度体得すると少し期間を空けても大丈夫だろうが、陸上は少し間隔を空けるとすぐに体力が低下する。

すぐに低下するのはスタミナ。ケニア等のランナーは完全休養はないと聞く。勿論、日本の実業団ランナーも。

休むと、心肺機能(最大酸素摂取量など)に影響が出る。

筋力はそうでもなく、休む理由は筋肉痛なのだから寧ろプラスに働くのだろうが。

よっぽどのケガなら長期休養だろうが、筋疲労ぐらいであれば寧ろ積極的休養の方が良い。

翌日走ろうと思えば走れたが、今回は精神面から走る意欲が湧かなかった…


逆に、進歩は徐々にしか起こらない。

しかも、30歳以降は年齢に伴い体力は低下する。

加齢に伴い上がる人もいるが、それはこれまでのパフォーマンスレベルが低すぎただけの話。

私のように40歳少し前にランニングやマラソンを始めた人は、最初はどんどん記録が更新して楽しいが、3-4年やっていると記録が頭打ちになってくる。

恐らくそこが概ね限界点。

勿論、練習内容を増やしたり質を増やしたりすると変わることもあるが、その段階で走り始めた人は職業ランナーではないだろうから、普段の仕事がある中で極端に変化は出来ないはず。

始めた時期にもよるが、ランナーによってパフォーマンスレベルが異なるのは、継続している練習内容と食事などの生活管理、あとは若い頃の運動におけるパフォーマンスレベルに依るところが大きいと聞く。

マラソンなど中長距離のKPIは、Vo2MAX、LT値、ランニングエコノミー。

前2つはトレーニング内容により向上するが限界点も出てくる。

そこが先ほどから記載している部分。

最後のランニングエコノミーも若い時の癖もあるが、考えることを実践に移すことで改善に向かうこともあるだろう。

中長距離という括りは非常に範囲が広い。

実際、競技としても800mや1500m、3000mもあれば5000mや10000mもあり、それらトラック競技ではなくロードのハーフやフルマラソンなど多岐に亘る。

では、5000mで速い人は必ずマラソンでも速いかと言えばそうでもない。他も然り。

様々な競技特性が存在する。

勿論、あるレベルまでは連動する部分もあるが、5000mとフルマラソンなど極端に距離が違う競技は一概に言えない。

という事は、年齢が一定以上の方で競技レベルを求めたいという方は『競技内容を絞り込むべき』だと思う。

これは恐らく違和感はない見解だと思う。

ただ、フルマラソンのタイムだけ極めたいという方がフルマラソンしか参加しないのは違う。

フルマラソンの距離の練習しかしないのも異なる。

面倒だが、『目指すべきフルマラソンのタイムに匹敵するスピード練は必要であり、フルに耐えうるスタミナが前提』だという事だろう。

いや、ここらで止めとくが、私自身、限られた時間で何がやりたいのかと自問自答すると、やはり「フルマラソンでの自己への限界」であり、そこに絞ってもう一度トレーニング内容を再考したい。

やはりフルマラソンが競技として大好きである。

仕事が勿論一番大事であり、それは変わりないが、「趣味を極めるにも限られた時間内で全力を投じてやらないと果実は得られない」と思うし、ただ漫然と「なんかトレーニングしていれば結果はそのうち出るだろう」と適当にやっても結果も出ないし満足感もない。

本当にフルマラソンという競技、その距離は難しいものである。

今回の別大で確か22回目のフルマラソンであったが、またもや壁にぶつかった。。

良く「スタートラインに立った時点で結果が決まっている」とマラソンは言われるが、この前の別大も恐らくそうであったのだろう。

年間、頑張ってもベストを尽くせるレースは1-2本程度しかないだろう。

その限られた中で、仕事もしながらベストに持っていき、前述した限界値を更に超える作業は非常に辛いものがある。

例えは良くないが、大学受験のようなものか。

一応、翌年などでやり直しはきくが(笑)。

カラダの声をじっくりと聴きながら、トレーニングを重ねて納得のいくレースがしたいものである。

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まだまだ回復しない昨日、息子が陸上練習に行くついでに便乗。

インターバル走の予定だったが、脚が回復しておらずその体力はなし。

ということで、良くやる快調走。

IMG_2442

シューズはルナスパイダーを持って行ったが無駄に終わった。

城北公園周回なので、ライトレーサーで充分。

IMG_2444

脚のハリはまだまだ回復途上だが、朝練もそうだがカラダを動かした方が私にとっては回復につながりそうだ。

無理をしなければ‼

今日の本練習は無しにして20kmジョグ程度にしようと思ったが、ターサージャパンが履きたくなって装着、城北公園周回コースを気持ちよく走る快調走へ。

私の場合、ジョグ=5分、快調走=4’20-30、ペース走=4分未満という感じ。

心肺や脚の具合もそんな感じ。

ペースは遅いが、最後までずっと楽に走れたのは回復の兆し‼

このシューズは最高に気持ち良い。もう少し軽ければ良いが。。

IMG_2443

この3連休で76km。

月間500km超を目安とするには不足するが、ケガ明けなので仕方ない。。

1週間=125kmだと、毎日日課の10.5kmジョグ×7=73.5km

を125kmから引くと51.5km。

週末に+20kmずつ走ると平日11kmのポイント練、これはインターバルかペース走の内容。

来シーズンに向けた脚作りをこれから1年間かけて行っていき、今年度の借りは絶対に返そうと思う。

もう限界に達しているカラダだが、もう少し限界を引き上げてみたい。

経営は絶対に限界打破しかなく、そうしないと潰れるしかないのだから。


■2/7:完休

■2/8:完休

■2/9:18.1kmジョグ(4’52)

■2/10:朝10.5kmジョグ(5’18)、夕方15km快調走(4’26)+ジョグ=29km

■2/11:朝10.5kmジョグ(5’05)、夕方17km快調走(4’35)+ジョグ=29km

■今月ラン計:144km


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