先日、映画「ヒトラーと戦った22日間」を観ました。(試写)
これまで観た「収容所」を描いた映画の中で一番ショックな映画でした。
<ストーリー>
第二次世界大戦下、アウシュヴィッツと並ぶ絶滅収容所ソビボル。
そこには、たくさんのユダヤ人が列車で送り込まれ、ガス室で大量虐殺。
死を待つしかないこの場所から、ソ連の軍人「サーシャ」をリーダーとして全員が脱出する計画を立てる。
というようなお話です。
収容所に集められたユダヤ人たちは、「住む場所が変わっただけで明日には家族でまた会える」と思い「荷物は預けるだけ」「2日ぶりのシャワー」だと信じて虐殺されました。
「まさかそんなことは起こらないだろう」が起こり、想像を絶することになっていく怖ろしさに震えます。
そして、権力を持った人々の心に絶望しました。
ここ(映画の中)で起こっていることが、あまりにも悲惨で非情で、こんなことがあったのかと。
人はどこまで残酷になれるのか、最初はそこまでではなかったはず・・。
これは実話です。
渡辺由佳里さんの
「LGBTには『生産性』がない」を日本人がスルーしてはいけない理由
を読んですごく共感しました。
この時点では対象になった人への直接の害はないかもしれないが、この坂道をいったん滑り始めると、加速度的に危険な社会に転げ落ちていく可能性がある。
そうなってからでは遅いのです。
もう一度書きますが、この映画「ヒトラーと戦った22日間」は実話です。
Wikipediaのソビボル収容所のページにこの事件のことも書かれています。
9/8〜上映されますので、ぜひ観てほしいです。
近況
午後に東京へ戻ります。
今日の川柳
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