天才カレー・ボリューミーチキンサラダ、ライムドレッシング。
私の一番苦手な料理。
それは、カレー。
一からスパイスを調合して専門的に作る訳でも無く、
市販のカレールーを使うのに、
美味しく出来ない。
いわゆる料理の作り手としては簡単に仕上げたい時に登場するであろう、
ルーを使った普通のカレーがとても下手くそ。
でも、このルーに出会ってからは
とても美味しく出来上がる様になって、
このルーのレシピは使用する牛肉の量がハンパ無く多く、
ルー自体も中々どーしてな値段で
我が家ではカレーライスは高級品の仲間入りになった。
そう、簡単に仕上げたい日どころか、
気合を入れる日のメニュー。
キャニオンカレーの熱い想いは、ここね。 ↓
このカレーはキャニオンのルーを使用していません。
普通の、手に入れやすいお値段のルーで、
中途半端に残ってたのが冷凍庫を圧迫し、
「カレーが食べたいなぁ。」と小耳に挟んだので
作ったんだよ、それも黒毛和牛で。
(勿論、黒毛和牛は半額品。)
具材は一般的な牛肉、玉ねぎ、じゃがいも、にんじんだけで、
ルーを入れて仕上げたら、
あなた・・・！
ビックリ、不味い。
あまりにも、不味すぎる。
いや、不味いと言うよりカレーの深みが全く無い。
味が浅すぎて、あまりの浅さにビックリし、
そこら辺の水たまりの方が深いじゃないって位、味が浅い。
最近のレトルトカレーは凄くレベルが高く、
まーまーなお値段がしますが出来上がりは素晴らしい。
それに比べてこのカレールーはあまりにも酷すぎないか。
これだけ味が浅いカレーを出したら、
いや出せない位浅いし処分対象になる位の味。
なんとかしなければ・・・！
私はスパイスを入れてるボックスを冷蔵庫から引っ張り出して、
片っ端から入れた。
カルダモン、クミン、ジンジャー、コリアンダー、チリペッパー、シナモンパウダー、ガラムマサラ、インスタントコーヒー、カレー粉、ケチャップ、ウスターソース、とんかつソース、醤油、砂糖等々。
いわゆる本格派カレーを作る時に使用するスパイスや目に付いた物を
テキトー配合で入れた。
それでも全くと言っていい程、
味に深みが出なかった。
そこでふっと思い出したのが、
「りーんごーとはっちみつ、とろーりとけてる。」
そう、大昔から脳に記憶されている、CMの歌だ。
りんごは、無い。
はちみつ。。。
はちみつを入れようとしたけれど、
私の中で何かが違うと思った。
はちみつの隣に鎮座していた、コイツだ・・・！
それは、メープルシロップ。
それも、ダークメープル。
色が濃くなれば味にも癖が出て来る、メープルシロップ。
このダークメープルを入れた途端に味が深くなり、
水たまりよりも浅かった味が海並みに深くなり、
「甘くなり過ぎない？」と思われるんだけど
最近は一口目が甘くて後からピリリっ！っとくるのが人気らしいので、
メープルシロップとチリペッパーで色々と調合した。
私「本日の晩御飯は、天才カレーです。」
と、アヤツに言った。
アヤツは私の作るカレーに全くの期待をしていないので、
何となく食べたんだろうね。
一口、二口、食べ進めたら、
アヤツ「これは・・・旨い！」
そうだろう、
美味しいだろうよ、
これだったら福島上等カレーを越しただろ。
アングルも腰を抜かし、SAEKIもビックリだろうよ。
鼻息ふんふん(￣‥￣)で自慢をしたら、
「キャニオンカレーを使ったらだめだよ、反則。」
と言われた。
いや、ちょっと待て。
このカレールーは・・・と、うんぬんかんぬん話をした。
そうしたらアヤツは驚き、
「これをキャニオンカレーのルーで作ったら絶対にお店以上の味になるよ！」
いや、ならないよ。
何をどれだけ入れたかなんてわからないから、
二度と作れ無いんだよ。
(ﾟ∇ﾟ ;)ｴｯ!?
サラダはチキングリルのサラダ、ライムドレッシングで。
皮パリ＆粗過ぎる黒胡椒で。
アヤツ、カレーもサラダも全て一人で食べやがった。
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レタス1/2個分、鶏もも肉一枚約400g超え。
これって１人分なのか。
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