家の貯金が終わって老後資金を貯めるため投資信託にひたすらお金を突っ込んでみた

投資信託で老後資金を貯める

わたしは30歳にして貯金1,000万を達成し、それを頭金にして家を建てました。家を買うという目標のために一生懸命がんばってきたのですが、家を建てて目標を失ってしまったのです。

住宅ローンの返済も、わりと負担にならないように抑えましたので、シャカリキに仕事をがんばる理由もなくなってしまいました。仕事の熱も少しばかり下がってしまい、何か次の目標はないかと考えていたのです。

そんなわたしの次の目標として、今度は老後のためにお金を貯めてみようと考えました。子供の学費なんてのもありますが、もうちょっと先まで見据えると老後のことを考えなければなりませんよね。

お金を貯める選択肢に投資信託

さて、お金を貯めるといったとき、その手段には何があるのでしょうか?仕事をがんばってたくさんお金をもらって銀行に預ける、これが一番無難ではありますね。しかし、たった一度の人生です。貯金だけではちょっと面白みがありません。

わたしは投資信託を始めてみることにしました。株やFXほど変動リスクがないのが強みです。

わたしが選んだのはセゾン投信

投資信託といっても種類は無数にあります。いったいどれを選んだら良いのか全然わかりませんよね。その中でもここ最近すごく人気があるのがセゾン投信です。

セゾン投信とは、独立系の投資信託です。たいていの投資信託は販売会社(XXX証券とか)を通さなければ買い付けることができませんが、セゾン投信は独立系なので直接買い付けることができるんです。

その分、中間マージンの発生も抑えられますので利益が他よりも期待できそうだと判断しました。セゾン投信は「ほったらかし資産運用」などと呼ばれることがあるほど手間いらずな投資信託です。

セゾン投信はインデックス・ファンド

インデックス・ファンドとは、市場平均と同じような動きを目指す資金運用です。ゆえに、大きく増えることはありませんが、大きく減ることもありません。

投資と聞くと、どうしてもリスクがありそうで怖くなってしまいますよね。けれども投資には興味がある。そういった方は低リスクで運用できるインデックス・ファンドであるセゾン投信がおすすめです。

ちなみに、セゾン投信には下記の2つの投資商品があります。

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  • セゾン資産形成の達人ファンド

この2つのうち、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが人気高いんです。わたしもこちらを買い付けています。もうかれこれ30万円ほど。毎月余剰金で5万円ほど買い付けています。

毎月5万円の積み立てを30年続けると、年利3%であれば3,000万円になる計算です。

老後資金を貯めるならインフレに強くないとダメ

老後資金といえば、今から貯金して実際に使うのは今から30年〜40年後になります。仮に3,000万円ほど貯金したとしましょう。はたして今から30年〜40年後は今の3,000万円と、未来の3,000万円は同じ価値なのでしょうか?

日本はこれから先、どちらかというとインフレに進むと考えています。その理由は今がデフレまっただ中だからです。デフレから脱却しようと日本の政治家は必死になっています。

日本だけで見ているとわかりづらいのですが、お金の価値は日々変動しています。貯金だってリスクがあるということを認識すべきです。

貯金が悪いわけではありませんが、貯金一本だけというのは本当に安全なのか?ひとつくらい、インフレを想定して財産を作ってみても良いのではないでしょうか。

なぜ投資信託なのか?

インフレに強い資産を作るとなると、必ずしも投資信託である必要はありません。株でもいいし、外貨預金で利息をもらうのもいいですよね。その中でも投資信託を選んだ理由を書かせていただきます。

積み立てが大事

セゾン投信は5,000円から始められる定期積み立てプランになっています。投資信託は気持ちがノリノリなときにどかっと買い付けるものではなく、毎月決まった額を積み立てていくスタイルです。

投資信託も株と同じように、評価額が高いときと低いときがあります。低いときに買って高いときに売るのが理想ですが、それができればみんなお金持ちになっています。

現実は高いときに買うこともあれば、低いときに買うこともある。大切なのはその両方を買うことなんです。

わかりやすく外貨で例えてみましょう。

まず最初に、1ドルを100円で買ったとします。時間が経ち価値が変動、1ドル80円になったとします。

このタイミングでもう1ドル追加で買います。これで現在2ドルを180円で買ったことになります。

このとき、1ドルの価値が自分の中では90円で2ドル買ったのと同じことになりますよね。つまり、定期的に買い続けていくことで、自然と平均的な価値で買っていることになるというわけなんです。

大切なことなのでもう一度言います。大きく儲けることはありませんが、大きく損をすることもないんです。

老後資金になる予定ですからね、出来る限りローリスクで運用していきましょう。

年利100%!なんて夢を見てはいけない

みなさんの投資のイメージってどんなですか?1分1秒の間に大量の株を売買し、数時間で100万を稼ぐようなイメージがあったりしませんか?

たしかにそうやってうまく行っている人もいるかもしれませんが、本当にごくわずかです。投資で夢をみるのはかなり危険です。

よ〜く考えてもらいたいのですが、年利100%というと1年で資産が2倍になるということです。つまり、元で100万円ではじめたら来年は200万円、さらにもう1年で400万円…。

こんな感じで2次関数的に増えていくのであれば、いずれ世界中のお金を独り占めできる計算になります。投資の神様と言われているウォーレン・バフェットですら年利20%と言われています。

夢のような話をよく聞きますが、投資で欲を出してはいけません。

年利3%もいけば出来過ぎなぐらい

ではいったい投資信託ってどれだけお金が貯まるのでしょうか?わたしの考えでは年利3%も行けば上出来だと思っています。むしろ出来過ぎでしょう。

ちなみにセゾン投信は年利7%を目指しているそうです。本当に7%なんていってくれたらうれしすぎて鼻血が出てしまいます。

毎月5万円の積み立てで30年、年利7%だと、6,000万円になる計算です。

こうやって話を聞いていると良いことばかりのようにも思えるかもしれませんが、減ることだってあります。リスク低めの投資信託とはいえ、ある程度の覚悟は必要です。ちょっと下がってもうろたえてはいけない、という心構えも。

まとめ

以上のことをまとめると下記の通りです。

  • 貯金リスク、インフレリスクの回避に投資信託という選択はアリ。
  • 投資信託は積み立てしていくことで平均的な価値を得られる。
  • なるべく中間マージンの発生しないようにする。セゾン投信はおすすめ。

さて、ここでようやくわたしがお金をひたすら突っ込んでみた結果を書かせていただくのですが…。結果は損しまくってます。

しかし、上述したように高いといもあれば低いときもある。一喜一憂せず継続して積み立てていくことが大切です。まぁダメでもともと、余剰金でやっているので致命的な事態になることはありません。

みなさんの未来を豊かにするため、少しでもこの記事が役に立つとうれしいです。