2019年11月23日
1回のレッスンでも変化が見られます^^
ご訪問いただきありがとうございます。
【TeaTree学びのルーム】では
読み書きが苦手なお子さまの
学習支援を行っています。
先日、来室された4年生Hくんの話です。
学習体験会2回目。
お母さまと離れるのが不安、ということで
お母さまにもご協力いただいて
一緒にゲームをしました。
最初は「ババ抜き」
(昨日のブログに書きました)→こちら
次にやったのが、タングラムパズル。
1~20のシートに、木の積み木をはめていきます。
簡単なものから徐々に難しくなっていく
この遊び。
Hくん、はまりました^^
私はじっくりHくんを観察します。
前半は、当てずっぽうで積み木を
はめていましたが、
後半になると、予想を立てて
積み木を選んではめていました。
「予想を立てる。」
これ、頭の中で、積み木を組み立てているんですね^^
で、その後、実際に積み木を動かしてみる。
うまくはまらなかったら
また次の組み合わせを頭の中で考えて
それから実際に積み木を動かす。
Hくんの思考が動き出します。
集中しています。
すると、言葉が出てきました。
「これは、こうやるのかな」
「ねえ、これでいいよね」
お母さんにピッタリくっついて
私が話しかけても
一言も話をしなかったHくんが
お母さんがそばにいなくても
課題(遊び)に集中して取り組んで
目は合わさないけど
私に向かって話している。
(これ、彼はほとんど無意識^^)
Hくんの思考が、
母子分離の不安から解放された瞬間でした。
この体験って、
と~っても重要です。
ラポートが取れたお子さまなら
このあと、
「タングラムやってる時
お母さんがそばに居なくても
大丈夫だったね」
と話します。
お母さんがそばにいなくても
ぼくは大丈夫。
この事実を
子どもにキチンと認識させます。
すると、それが
子どもの自信につながるのです。
小さなことのようですが、
子どもは
自分の事を客観的に見る目が
まだ育っていないので、
こうやって
小さな変化を大人がそっと
教えてあげるといいです^^
小さな自信の積み上げが
自己肯定感の元になります。
Hくんとはまだ、
信頼関係が出来ていないので
「今日は、20分で出来たね。
20分も集中できるなんてすごいことなんだよ。」
「次は、19分で出来るように頑張ってみる?」
と、
『今日の成果と次への見通しを持たせる』
言葉かけをして
この日のレッスンを終了しました。
文字を見るだけで拒否反応を起こす
というHくんですが、
もしかしたら大丈夫じゃないかな・・・
という手応えがあります。
なので、次回は、
『ひらがなパズル』をやってみようかな
と思っています。
楽しみです♪
来るときはブーブー言っていたけど
帰りはご機嫌でした。。。
と、お母さまからメールをいただき
うれしかったです^^
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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Posted by 嶺井ゆかり at 09:26│Comments(0)
│お父さんお母さんへ
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