今日は先週に引き続き宝塚に行ってきました。
でも今回は宙組の若手主体のバウ公演での観劇。
今年初のバウでの観劇で調べると昨年2月の音楽学校の文化祭以来でした。
だいぶ長いことバウに来てませんでしたが、ご無沙汰してると内装がちょっと綺麗になってました。
ロビーの椅子がバーのカウンターみたいな椅子から、箱型の背もたれ付のソファーに変更。
個人的には前の椅子が結構気に入ってたんですけどね。このリニューアルは残念…。
あと、男子トイレの長く細長い小窓がすりガラスに変更になっていて外が全く見えなくなっていました。
小便をしながら優雅に?外を見るのが唯一の楽しみだったのに(笑)この変更もプチ残念(笑)
場内の椅子は変更がなかったみたいですね。できればこっちの方をリニューアルして欲しかった…。
さて、今回は事前に某所で購入したチケットで、上手の前から6列目のかなり舞台から近い席でした。
こんなに近い席で観れるのいつぶりだろう…というくらい記憶にないです。
開演5分前に私の隣の通路席が空いていて、一瞬ジェンヌさんが隣に来る?…とドキドキしてたら、
シレっと3分前に中年の女性が座ってきてガッカリ(苦笑)
まぁ、そうそう上手くはいかないですね。でも1度は隣がジェンヌさんだったらいいなぁ…。
 
そんな妄想に浸りながら本日の観劇レポートです(笑)
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
 
 
宝塚宙組公演
バウ・ロマンス
『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』
~宝塚バウホール~
2019年9月13日(金)天気:雨のち曇り
 
<公演時間> 
1幕 14:30  ~ 15:25
~休憩25分~
2幕 15:50  ~ 16:40
 
-F・スコット・フィッツジェラルド作「The Diamond as Big as the Ritz」より-
脚本・演出/木村 信司
 
■ストーリー
「華麗なるギャツビー」の著者で20世紀のアメリカを代表する小説家の一人、F・スコット・フィッツジェラルド。彼が残した数多くの短編小説の中でも、異彩を放つ「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」は、富がもたらす熱狂、狂乱を主題とした壮大な夢物語です。そこに主人公の恋を織り込み、宝塚歌劇ならではのロマン溢れる作品としてお届け致します。
アメリカの大学に通うジョンは、ある時友人のパーシーに誘われ彼の実家を訪ねることとなる。そこは贅を尽くした黄金の楽園のような場所だった。巨大なダイヤモンドの原石の中に建てられた豪華な館の中で、パーシーの妹キスミンと出会い、恋におちるジョン。しかし次第に楽園の秘密が明らかとなり……。

■主な配役とキャスト ※以下敬称略
ジョン・T・アンガー 瑠風 輝
キスミン 夢白 あや
アレキサンドル 悠真 倫
クレメンタイン 美風 舞良
トム 松風 輝
ジム 実羚 淳
ポピー 瀬戸花 まり
リリー 花菱 りず
サム 水香 依千
デイジー 小春乃 さよ
リチャード/ニール 若翔 りつ
エドウィン 希峰 かなた
アラン 愛海 ひかる
パーシー・グレイブス 鷹翔 千空
ヴァージル 真名瀬 みら
スコット 雪輝 れんや
ベティ/サリー 花宮 沙羅
サミュエル 凰海 るの
ジュディ 夢風 咲也花
エリイ/アイリーン 栞菜 ひまり
ジョージ なつ 颯都
ユージン 亜音 有星
ボブ 梓 唯央
ドリイ 楓姫 るる
ミリイ 舞 こころ 
 
[感想]
ストーリーですが…。
アメリカの大学に通うジョンとパーシーは友人同士。
ひょんなことからジョンはパーシーに誘われ彼の実家に行くことになった。
そこは巨大なダイヤモンドの原石の中に建てられた豪華な館で大豪邸。
彼の両親にも大歓迎を受けてもてなしを受ける。
そんな中、ジョンはパーシーの妹のキスミンと出会う。
キスミンは館以外で他人と顔を合したことがないほどの超人見知りであったが、
ジョンが楽しそうにダンスをしてるのを見て、彼にダンスを教えてもらってから徐々に恋心が芽生える。
しかし、キスミンからこの館の衝撃な秘密を聞き愕然としてしまうのであった…。
…というのが主な内容です。
 
人見知りのキスミンが徐々にジョンに対し心を開いていくラブストーリー。
…ですが、そこに至るまでは色々紆余曲折があります。
題名がリッツ・ホテル…って書いてあるから、てっきりキムタクの映画みたいなホテル物?と思ったら全然関係無いやん(笑)ジョンの友人のパーシーの館がリッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンドで出来てるってことなんですね。
瑠風さんやあやちゃんがホテルマンになって活躍するシーンを想定してました(笑)論より証拠ってヤツですね(笑)
 
それにしても瑠風さんの歌といい、演技といいもう超満点な出来。OSKかと思ったわ~。
宙組の若手男役でこんな歌ウマさんいたんですね。パーシーを演じた鷹翔千空さんも歌ウマ。
非常に心地がいい2人の歌は見応え、聞き応え十分でした。途中でマイクの音がハズレ生声になった鷹翔千空でしたが、マイクを通さずともばっちり声量で場内のお客さんを魅了する力。ホレボレいたしました。
ヒロインの夢白あやちゃん。歌に不安ありとも言われてましたが、個人的には凄く良かったと思います。
ダンスもいいし、演技も表情豊かだし。さすがにトップ娘役候補ではありますよね。個人的には褒める材料しかないです。娘役で良かったのは瀬戸花まりちゃんの歌。癒されますね。心の奥底に響きました。
 
全体的には、セットに滑り台があったり、派手な車が登場したりで目で楽しませてくれましたし、
劇中に生徒さんがドドドッと客席に降りるシーンが何度もあって生の息遣いが聞こえてきたり、
マイクを通さない歌声が聞こえたのは貴重でしたね。これも通路に近い席だった恩恵でもありますが…。
それにしても今回のお芝居は楽しかったなぁ…。結構笑わせていただきました。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点で文句無しです。
瑠風さん、あやちゃんのコンビ。いいんじゃないですか♪
 
以上です。