今日は久しぶりに梅田芸術劇場に行ってきました。
今回観劇するのは『里見八犬伝』。聞いたことはありますが、実際に見るのは初めてです。
今回は事前に予約した3階席の4列目のほぼセンターでしたが、お客さんの入りが芳しくない。
3列目以降は空席多しで入りは5割程度?表現は悪いけどガラガラでした。
土曜日ですし、もう少しお客さん多いのかと思いましたが意外でした。
客層は男女とも年配の人が多かったです。
 

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
 
『里見八犬伝』
~梅田芸術劇場メインホール~
2019年11月2日(土)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
1幕 12:00  ~ 13:05
~休憩20分~
2幕 13:25  ~ 15:00

■ストーリー
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 八つの不思議な玉を持つ八犬士が、
この世の滅亡を企む悪霊集団に勇猛果敢に立ち向かう冒険活劇。
運命に導かれ、運命に逆らい、やがてその運命を克服し、
進むべき道を掴み取っていく八人の勇者たち。
滝沢馬琴が約200年前に書いた長編小説「南総里見八犬伝」をもとに、
新たに創作したのがスペクタクル時代劇『里見八犬伝』です。
 
■主な配役とキャスト
※以下敬称略
犬塚信乃(いぬづかしの)…佐野勇斗
犬川荘助(いぬかわそうすけ)…松田 凌
犬田小文吾(いぬたこぶんご)…岐洲 匠
犬江親兵衛(いぬえしんべえ)…神尾楓珠
犬坂毛野(いぬさかけの)…塩野瑛久
犬村大角(いぬむらだいかく)…上田堪大
犬飼現八(いぬかいげんぱち)…結木滉星
犬山道節(いぬやまどうせつ)…財木琢磨
浜路(はまじ)…宮﨑香蓮
左母二郎(さもじろう)…町井祥真
ゝ大法師(ちゅだいほうし)…山口馬木也
玉梓・伏姫(たまずさ・ふせひめ)…白羽ゆり
里見義実(さとみよしざね)…俊藤光利
房八(ふさはち)…渡邉 絃
ぬい…日髙麻鈴
悪四郎(あくしろう)…横山一敏

 [感想]
ストーリーですが、
安房の国を治める里見義実(さとみ よしざね)には、伏姫(ふせひめ)という美しい娘がおりました。
義実は、逆臣山下定包を誅した際に、その妻玉梓(たまずさ)を一度は「女のことだ」と助命しますが、忠臣金碗大輔(かなまり だいすけ)の諌言により、斬首します。毒婦玉梓は、「孫子の代まで祟ってやる」と、呪いの言葉を残して果てます。
時は下り、隣国の安西景連に攻められて、里見家は、落城の危機に瀕します。
しかし、犬の八房(やつふさ)が敵陣に乗り込み、景連に襲いかかって、その首を食いちぎって戻って来ます。
その後、八房は、義実からの褒美として、伏姫を背に乗せ、山の中へと去っていきます。
伏姫は、八房の霊気を受けて8人の子を宿し、その子らが里見家を永く守ると告げて息を引き取りますが、その時、姫の首にかけられていた「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の文字を浮かべる八つの玉が千切れて、空へ飛び散ります。
その後、丶大(ちゅだい)法師と名乗って、里見を守護する8人の剣士「八犬士」を求めて旅に出るという物語。
始まりは悪女「玉梓」の怨念。その怨念が里見一族に付きまといましたが、
伏姫の生み出した八犬士により、里見家は危機を脱したのでした。
メデタシメデタシというお話(笑)
 
名前は知ってましたが、どういう物語か知らず。殺されても魂を吹きかけられて生き返る…。
バイオハザード的なもの?と思ったら、ドラゴンボールみたいに球体が登場する。
なので序盤はかなり呆気に取られてたのですが、2幕開始以降は徐々にわかってきて面白くなってきました。
8つの玉に霊気が宿り、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌、の霊玉をもつ八犬士が登場…。
ドラゴンボールと真田十勇士のミックスですね(笑)
白羽ゆりさん、悪玉と善玉の2役。キャラ変が大変だったでしょうね(笑)
宝塚でもあんまり経験ないでしょうし…。でも見事な演技。使い分けが素晴らしかったです。
 
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)〇
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、9点です。