今日は先月ぶりに宝塚大劇場に行ってきました。
多分宝塚に行くのは今年最後になるかも…。
今年は昨年より数は減りましたが、数多くの公演を楽しませていただきました。
また来年も楽しみにしてますよ。
建設中の新宝塚ホテル。だいぶ外観が見えてきました。写真は若干逆行ですが(笑)
この公演は結構人気で全行程ほぼ売り切れ状態…。戻りの分だけ販売はあるみたいですが…。
なので、なんとか奪取できた今回のチケット。安定の2階B席ですが(笑)
この15時の公演はJCBの貸し切り公演。…ですが、立ち見のお客さんも40人ほどいらっしゃいました。
客席降りもあるし結構人気高いですね。

 
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。

宝塚宙組公演
宝塚ミュージカル・ロマン
『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』
ショー・トゥー・クール
『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』 ~生命の水~
~宝塚大劇場~
2019年11月17日(日)天気:晴れ時々曇り
<公演時間> 
1幕 15:00  ~ 16:35
~休憩30分~
2幕 17:05  ~ 18:00
 

<第1幕>
宝塚ミュージカル・ロマン
『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』
作・演出/大野 拓史
 
■ストーリー
スペイン南部の町コリア・デル・リオに「サムライの末裔」を自認する「ハポン(日本)」姓の人々がいる。なぜ遠い異国の地に日本の侍の伝説が残ったのか……。慶長遣欧使節団として派遣された仙台藩士を主人公に、その侍らしい心情や異文化との出会いを色濃く描きあげる、ヒロイックで快活な娯楽作品。
慶長18年、仙台藩が派遣した慶長遣欧使節団の中に、夢想願流剣術の名手・蒲田治道の姿があった。約一年の航海を経て使節団は目的地のスペイン(イスパニア)に到着するが、国王フェリペ3世との交渉が膠着し、港町セビリアの郊外にあるコリア・デル・リオで無為な日々を過ごすこととなる。ある時、奴隷として農場に売られ脱走した日本人少女を助け出した治道は、匿う場所を探して宿屋を営む女性カタリナと知り合う。近隣の大農場主から邪な欲望を抱かれながら、どんな脅しにも屈しないカタリナの凜とした姿に、治道はかつて心惹かれた女性の面影を見出していく。やがて任務を果たした使節団は帰国することとなるが、出航の迫る中、治道のもとにカタリナが攫われたとの報せが入り……。

■主な配役とキャスト ※以下敬称略
蒲田治道(剣術・夢想願流の使い手)…真風 涼帆
カタリナ(未亡人で宿屋の女将)…星風 まどか
アレハンドロ(謎の剣士)…芹香 斗亜
ドン・フェルディナンド(農場主)…英真 なおき
支倉常長(慶長遣欧使節団の大使)…寿 つかさ
王妃マルガレーテ(イスパニア王妃)…美風 舞良
ロベルタ…花音 舞
道化ニコラ…綾瀬 あきな
レルマ公爵…凛城 きら
内藤半十郎…松風 輝
フェリペ3世…星吹 彩翔
伊達政宗…美月 悠
バランシャ伯爵夫人…桜音 れい
ミゲル…星月 梨旺
王女マウリシア…愛咲 まりあ
ウセダ公爵…春瀬 央季
エリアス…桜木 みなと
ソテロ神父…実羚 淳
只野作十郎…七生 眞希
藤九郎…和希 そら
女官ビアンカ…瀬戸花 まり
内蔵丞…秋音 光
きく…里咲 しぐれ
久次…秋奈 るい
すて…花菱 りず
トレド大司教…水香 依千
道化セバスティアン…留依 蒔世
藤乃…遥羽 らら
とら…小春乃 さよ
用心棒ペドロ…穂稀 せり
西九郎…瑠風 輝
用心棒セリオ…若翔 りつ
用心棒パブロ…希峰 かなた
稗貫三郎…澄風 なぎ
とめ…天瀬 はつひ
主殿…優希 しおん
はる…天彩 峰里
金蔵…愛海 ひかる
九郎右衛門…鷹翔 千空
せつ…水音 志保
踊り子パメラ…花宮 沙羅
吉内…風色 日向
しず…夢白 あや
 
[感想]
ストーリーですが、わかりやすく言うと江戸時代に仙台藩士のお侍さんがスペイン(イスパニア)に派遣される。
そこのセビリアの郊外にあるコリア・デル・リオで奴隷として農場に売られ脱走した日本人少女を助け出す。
匿う場所を探して宿屋を営む女性カタリナと知り合う。しかし近隣の大農場主から嫌がらせを受ける日々…。
そこで、蒲田治道がカタリナの宿屋の窮地を救うべく立ち上がる…というのが主なストーリー。
 
実際に観るとポスターのイメージと大分違いますね(笑)もっとアウトローな感じかと思いましたが…。
事前に情報があった笑いが多いという噂…。誰が笑いを取るのかと言えば主は芹香斗亜さんと天彩峰里さん。
真風さんがドッカンドッカン取るのかと思ってたら違うんですね。真風さんは多少はありましたが(笑)
メインの3人(真風、星風、芹香)以外で凄く目立ってたのが天彩峰里ちゃんと和希そらさん。
セリフ量も多くかなり難しい役どころではありましたが、抜群の演技力で観客席を魅了してくれました。
若い人が躍動する姿はいいですよね。この2人は今後更なる期待ができそう…。
お芝居全体は前半と中盤がかなりシリアス。ミュージカルなドラマを見てるような感じ…。
これで最後はどうなってしまうのか…と思ったら、最後はメッチャコメディだった(笑)
なんかあっけに取られたラスト…。衝撃すぎて全部ぶっ飛びましたわ(笑)

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、9点です。
ようは最後はハッピーエンドということで(笑)
 

<第2幕>
ショー・トゥー・クール
『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』 ~生命の水~
作・演出/藤井 大介
 
■解説
香り高く、味わい深い、大人の飲み物ウイスキーをテーマに構成するショー作品。個性的なウイスキーからイメージした数々の場面において、スタイリッシュでクールな格好良さを持つトップスター真風涼帆を中心とした宙組メンバーの多彩な魅力をお届け致します。

[感想]
英真なおきさんが銀橋から登場して、若手男役8人を従えて歌います。
舞台は巨大なカウンターバーに変わり、グラスを片手にウィスキーを飲んでいる真風さんがせり上がってきての登場。ブルースを熱唱です。
このショーは男役の女装が結構多く、実羚淳さんのハイレグダルマ、和希そらさんの「たこあし」女装。
美女ミマとしてダルマで登場の秋音光さんは真風さんとの大人なタンゴ。
皆さん、凄く美脚で男役であることを忘れてしまいます。
「ウイスキーが、お好きでしょ♪」…と歌いながら片手グラスの真風さん、芹香さん、桜木さんが銀橋に…。
3人がそれぞれ客席に降りて際どいセリフで1対1でお客さんとの絡み…。指名されたお客さんは気恥ずかしそう…。
でも羨ましい…。ジェンヌさんと1対1なんてそうそう経験できないですもんね…。
第12場のダンスシーン。登場は真風さん、芹香さん、星風さん、夢白さんの4人。
芝居ではそう目立たなかった夢白さんですが、ショーでは2番手娘役の扱い…。
夢白さんは綺麗なダンスに定評がありますもんね。今回も星風さんと対で踊る姿は綺麗でした。
夢白さん、トップになるの早いかもね…。男役を引き立てる術が上手いです。
今回はお客様参加型の場面があり、キャトルでもグラスを販売してます。
憧れのジェンヌさんと乾杯…。花組のショーでもあったような(笑)
こういう時は1階席がいいよね…。2階席は安定の置いてけぼりでした(苦笑)

フィナーレの階段降りは…。
小春乃さよ(エトワール)

鷹翔 千空(白肩羽)、夢白あや、留依蒔世(白肩羽)

天彩峰里、瑠風輝(白肩羽)、遥羽らら

和希そら(白肩羽)

桜木みなと(3番手黒羽根)

芹香斗亜

星風まどか

真風涼帆の順でした。
98期の小春乃さよさん。素晴らしい美声。うっとりしました。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、9点です。
ショーも楽しかったです。
 
以上です。