コロナによる感染拡大が止まりません…。
大阪でも昨日はついに400人超え…。東京のことを言ってられない状況になりました。
そのうち500人、600人…1000人…といくんじゃないか…と不安でならないです。
皆マスクで予防してるのに…とは言っても一部の飲食店では守ってないところもある。
昨日の夕方、大阪市内の某飲食店を覗いたら、6人くらいのリーマンがマスク無しで大騒ぎしてました。
あれほどニュースで報じられてるのにこの体たらく…。感染拡大が収まらないはずですよね…。
知事が4人以上の会食は止めてください。どんちゃん騒ぎは止めて…と言ってるのに…。
それを守らずに拡大させてるのだから世話がない。ちゃんと守ってる人間としてはかなり迷惑。
感染症対策で机にパーテンションを張ってる所もあれば何にもしてない所もある…。
それでいて府が発行する安全シールを堂々と貼ってる…とは本末転倒。
もうこうなったら休業要請いや休業命令しかないのでは…。守ってない所は厳罰にしていただきたいです。
1000人を越えたらまた緊急事態宣言が出るんだろうなぁ…。そうなったらまた部屋に籠らないといけなくなる…。
芝居を見に行くどころではないですよねぇ…。生きていけるだけマシだと思わないといけないのかな?


今日は星組さんの公演を観に梅田芸術劇場に行ってきました。
コロナで中止になり延期された公演。ようやく観に行くことができました。
座った席は3階席のボックス席に近い下手側。ちょっと下手が見切れますが、オペラ無しでもよく見えました。
コロナ禍ですが、お客さんはいっぱい。1階席なんか最前列と花道の席を除くと空席がほぼ無し。
2階席、3階席も最後方の席まで埋まってました。この前のビリーとはえらい違い。
さすが人気の宝塚ですが、無事開催されて良かったです。


 
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。

宝塚歌劇 星組公演
グランステージ 『エル・アルコン―鷹―』
~青池保子原作「エル・アルコン―鷹―」「七つの海七つの空」より~ 
/ Show Stars 『Ray - 星の光線-』
~梅田芸術劇場メインホール~
2020年11月22日(日)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
1幕 11:30  ~ 13:05
~休憩30分~
2幕 13:35  ~ 14:30


第1幕
グランステージ 『エル・アルコン―鷹―』
~青池保子原作「エル・アルコン―鷹―」「七つの海七つの空」より~ 
脚本・演出/齋藤吉正

2007年、安蘭けいと遠野あすかを中心とした星組で上演された『エル・アルコン―鷹―』は、少女漫画界の重鎮・青池保子氏の代表作である二つの海洋活劇ロマン「エル・アルコン―鷹―」「七つの海七つの空」(秋田書店刊)をもとに構成された作品。イギリス海軍士官の名を捨て、スペインの無敵艦隊を率いて七つの海を制覇する夢を追うティリアン・パーシモンの野望に満ちた生き様を、彼に復讐を誓うイギリス海賊との対決やフランスの女海賊との愛憎を交えて描き上げた壮大な歴史ロマンです。寺嶋民哉氏によるドラマティックな名曲の数々が、ダーティーヒーローの活躍を鮮やかに彩るミュージカル作品の待望の再演に、どうぞご期待ください。


■主な配役とキャスト ※以下敬称略 
ティリアン・パーシモン…礼 真琴
ギルダ・ラバンヌ…舞空 瞳
ルミナス・レッド・ベネディクト…愛月 ひかる
イザベラ…万里 柚美
女王エリザベス…白妙 なつ
シグリット・シェンナ…音波 みのり
シュルベリー司教…大輝 真琴
グレゴリー/サンタクルズ…輝咲 玲央
スサーナ…夢妃 杏瑠
マスターズ…ひろ香 祐
バーバラ…紫 りら
アデリーヌ…音咲 いつき
エドリントン/リカルド…桃堂 純
ジェラード・ペルー…綺城 ひか理
ペネロープ・ギャレット…有沙 瞳
エドウィン・グレイム…天華 えま
スコット…湊 璃飛
エドワード・コールサック…遥斗 勇帆
ギャレット提督/バルデス…蒼舞 咲歩
フィリップ二世…隼 玲央
パーシモン卿/パトリック…朱紫 令真
ジュリエット・グリンウッド…桜庭 舞
ティリアン(少年)…二條 華
オーレリー…きらり 杏
裁判官/ビッグジョン…夕陽 真輝
キャプテン・ブラック…天飛 華音
酒場の歌手…都 優奈
ニコラス・ジェイド…咲城 けい
ギルダ(少女)…水乃 ゆり
 

[感想]
2007年に安蘭けいさんと遠野あすかさんのコンビで上演された作品の再演。
メンバーを見てみると凄かったんですね。柚希礼音さんがいて紅ゆずるさんもいる。
しかも紅さんはだいぶ下の方の役。下級生だったのかな?
物語ですが、ティリアンというイギリス海軍士官がイギリスを裏切りスペインの無敵艦隊を率いて七つの海を制覇する…。
でもそこに至るにはフランスの女海賊との愛憎や様々な困難が待ち受けている。
ティリアンはダークヒーロー。自分の夢のためならたとえ父親でも殺すし、女性でも容赦しない男。
一応舞空 瞳さんが演じるギルダがヒロインですがそこにロマンスなんか全然発生しない…。
2番手の愛月さんが演じる役の方が正義感溢れる役ですね。
なんかギトギトした感じにみえますが、おきゃんなお嬢さんを演じた桜庭舞さんの演技はかなりほっこりします。
でもあんな役なんだ?歌ウマの桜庭さんに歌わせる歌ではないような気がしますが(笑)
個人的に星組さんは上級生娘役に好きな人が多く、筆頭が夢妃杏瑠さんであり、音波みのりさんであります。
特に夢妃さんの笑顔は凄く癒される。屈託のない笑顔がとても大好きです。
有沙瞳さんもとてもいい演技でしたよね。殺されちゃうけどそれまでがいい(笑)
それにしても、この作品は歌が多いですね。歌ウマコンビならではの歌がいっぱい聞けて凄く満足。
愛月さんも歌が上手くなりましたね。以前はちょっと…いう感じだった嫌悪感が消えてる…。
なかなか見ごたえあるし、凄く大満足の作品でした。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点です。


第2幕
Show Stars 
『Ray - 星の光線-』
作・演出/中村一徳

“光”、“光線”、“熱線”を意味する“Ray”。星組トップコンビ・礼真琴、舞空瞳を中心とした星組の“新しい時代への始まり”となるショー作品。舞台上で生き生きと歌い踊る星組生たちの“輝き”、そして“Ray”の言葉にまつわる“礼”、“麗”などをテーマにお届けする、華麗なるシンギング&ダンシング・ショー。更なる輝きを放つ梅田芸術劇場メインホール版『Ray-星の光線-』をお楽しみください。

[感想]
今年の2月に大劇場で上演されたお披露目公演のショーの再演。
あの頃のレポートを見ると、ちょうどコロナの影響が出始めた頃ですね。
ハイタッチも禁止になって従業員もマスク着用。でもここまで拡大するとは思ってなかったなぁ…。
今思えば、中国で感染が広まった頃に空港を閉鎖してればねぇ…。後の祭りですが…。
ショーは“Ray”の言葉にまつわるシンギング&ダンシング・ショー。鮮やかなダンスと歌で客席を魅了します。
個人的に好きな場面は色々な組子が歌い継ぐ場面。千差万別な感じで非常に楽しかったです。
今年の2月にお披露目公演で披露した演目ですが、トップコンビの2人の息はとてもぴったりですね。
特に舞空さん。表情がとても大人っぽい感じがして凄くいい雰囲気を醸し出してました。
2人とも歌も上手いしダンスも上手い。互いにリスペクトしてとてもいいトップコンビですね。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点です。
ショーも満点です。


以上です。