これは必要? メルカリでせどり（転売）をするときに必要なものは?

こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。

今回は「メルカリでせどり(転売)をするときに必要なものは?」というお話をします。

とはいえ、メルカリはそもそも気軽に販売や購入ができるアプリなので、他のせどり・転売に比べると必要なものは少ないです。

おそらく、記事ご覧になることで、メルカリせどり(転売)へのハードルが一気に下がるでしょう。

「メルカリのシステムがメンドクサイ」「メルカリでもう少し稼ぎたい」方は、「せどり転売はamazonとメルカリどっちがいいの？ 家事育児でも月40万円」をご参考にしてくださいね。

なくても始められる！メルカリで転売で不要な物

必要資金不要

よく「せどりや転売を始めるときの必要なものは何ですか？「どれくらいの資金があったら良いですか?」と聞かれることがあります。

たしかに単純転売やメーカー直取引を始める場合は、絶対ではないにしても、ある程度の準備資金を用意することをおすすめしています。

できれば30～50万くらいはあった方が良いでしょう。

しかし、メルカリの場合は、お金がなければ身の回りの不用品から売っていけば良いので、基本的には資金は必要なものではありません。

そもそもメルカリはフリマアプリという特性から大量出品には向いていないので、必要資金を貯める意味はそんなにありません。

お金が貯まるまで待つくらいであれば、古着やこれから買い換えようとしている家電、飽きたゲームなど不用品を売って経験値を上げたほうが良いです。

また、本当はamazonでメーカー直取引をしたいけど、必要資金を準備したいという方であれば、メルカリでお金を貯めて行くのも、もちろんOKです。

PC不要！スマホがあればOK

メルカリは、そもそもスマホで気軽に中古品を売買するためのアプリです。

amazonの場合は本格的にビジネスとして物販をする時には、もPC（しかもデスクトップかマルチディスプレイ推奨)で作業しないと作業効率が悪いです。

様々なツールを立ち上げるので、amazonの作業ではネット環境が良好であり、速度が速いPCが必要なものとなります。

しかし、メルカリの場合はPCがなくともスマホ1台で出品、取引、発送までできるので、気軽です。

電車の中のスキマ時間に作業しても、家事や育児の片手間に作業するのもOK。

寝る前に寝転がって作業するのも、OKです(ただし、出品時間は意識しましょう)。

専用のカメラは不要！スマホのカメラでOK!

すでに商品ページがあるamazon(OEM販売除く)と違って、個人で出品するメルカリ販売の場合は商品の写真を撮る必要があります。

しかし、一眼レフなど専用のカメラが必要なものかと言われればそんなことはなく、スマホのカメラで十分です。

なぜなら、プロっぽく鮮明に撮影してしまうとせどらー・転売ヤーっぽく見えてしまい逆効果であるためです。

しかし、スマホで適当に撮影していれば良いというわけではなく、商品の特徴が伝わるような写真を撮らないといけません。

高額なカメラは不要ですが、メルカリ特有の写真の撮り方は身に付けましょう。

「メルカリ転売で儲かる・売れるもの【おすすめ商品１０選まとめ】」の記事内に写真の撮り方について詳しく書いていますので、参考にしてくださいね＾＾

手書きのメッセージカードは基本的不要

個人間取引のメルカリ販売では、商品の中に「購入ありがとうございました」などと手書きで書いたメッセージカードを添える方も多いでしょう。

手書きのメッセージカードを入れることで、購入者は嬉しい気持ちになるので、「この人からまた買いたいな」と思ってくれることが狙いです。

ただ、当然商品1点1点に手書きのメッセージカードを入れるのは正直手間で出品作業に大きな支障が出ますので、メルカリ転売・せどりに本腰を入れるのでなければ、必ずしも手書きのメッセージカードは必要ではないでしょう。

PCで簡単に作って印刷したメッセージカードを添えるくらいで構いません。

また、ハンドメイド商品であればメッセージカードとの相性は良いでしょうが、一般的な中古の転売商品にメッセージカードの同封効果があるのかは微妙です。

amazonで物販をスタートをする時の資金作りや、amazonで売れなかった場合の保険としてメルカリを活用する場合は、メッセージカードまで書く必要はないでしょう。

ではメルカリ転売・せどりで必要なものは何?

メルカリで必要資金、PC、専用のカメラ不要ということはわかりましたが、それではメルカリ転売・せどりを始める際に必要なものは具体的に何でしょうか?

簡単に紹介していきたいと思います。

古物商の免許(転売行為の場合)

自分がこれまで使っていて、不要になったから売るような商品の場合は、古物商の免許は必要ありません。

断捨離も兼ねて家の中の不用品を出品するような場合は古物商の免許は不要ということになりますね。

しかし、転売目的で仕入れた中古品をメルカリで販売するような場合は古物商の免許は必要なものです。

逆にメルカリでせどり仕入れをした商品をamazonなら他サイトで売るような場合も、中古品の転売になるので古物商の免許が必要になります。

ちょっとややこしい話ですが、具体的にはメルカリ転売で違法になるのはどんな時？古物商の免許は？の記事に「この場合はOK?NG?」と事例を多く紹介していますので、併せてご覧ください。

事業用の銀行口座

メルカリ転売・せどりの目的によっては、事業専用の銀行口座が必要なものとなります。

副業や節約手段として、不用品をメルカリで販売するくらいであれば、事業用の銀行口座を新しく作る必要はないでしょう。

副業としてやるくらいであれば、確定申告もそんなにややこしくなりません。

しかしビジネスとして確立するのであれば、確定申告のときに管理しないとややこしくなるので、事業用の銀行口座を作るようにしましょう。

また、物販では資金の管理が重要になってきます。

大量仕入れをするamazon販売に比べれば、キャッシュフローの管理の重要性は低いかもしれないですが、今のうちに資金の管理ができるようにしておきましょう。

特に私がおすすめする「メーカー取引→amazon販売」にも興味があるような場合は特に、事業用の銀行口座を作るようにしましょう。

クレジットカード

メルカリはアカウント作成時にクレジットカードの登録を必須としてないので、クレジットカードがなくてもメルカリ転売・せどりはできます。

しかし、amazonアカウントはクレジットカードの登録が必須であるため、「メルカリ仕入れ→amazon販売」の場合はクレジットカードは必要なものです。

そもそもクレジットカードがないと商品の仕入れ代金や、諸々の送料・手数料の支払いがめんどうで仕方ありませんので、本格的に転売を始める前に必ず1枚、できれば会社を辞める前に2～3枚専用のクレジットカードを持っておきましょう。

専用のクレジットカードを作っておけば、ホントに管理が楽です。

梱包資材(メルカリストアで購入可能)

手間なのが梱包資材の準備でしょうか。

ダンボール、カッター、ハサミ、OPP袋、ビニール袋、ガムテープ、ビニールテープ、緩衝材(プチプチなど)……

一言で梱包資材と言ってもこれくらいあります。カッターやハサミを除いて、基本的に消耗品が多いので、いくつかストックしておく必要もあります。

ただ、メルカリで販売する際にはショップとして販売するわけではありませんので、転売を受け取った相手が不快に思わない梱包でOK。

ご自身がネットショップでせどり商品を買った際についてきた緩衝材などを使っても、全く問題ありません。

メルカリの場合、メルカリ資材キット、メルカリミニ資材キットで以下のものを揃えることができるので便利ですが、お値段が高いです。

その他の梱包資材もメルカリストアで売られていますが、そこそこの数を買うのであれば、amazonなどで買った方が安上がりかもしれません。

メルカリ資材キットの中身

1. 宅配ビニール袋(10枚セット)
2. ネコポス/ゆうパケット専用クッション封筒(5枚)
3. ゆうパケット用ダンボール(5個)
4. 宅急便コンパクト専用箱(5個)
5. 60サイズダンボール(3個)
6. 80サイズダンボール(3個)
7. 100サイズダンボール(3個)
8. プチプチ(10枚)

メルカリミニ資材キット

1. ネコポス/ゆうパケット用クッション封筒(15枚)
2. ゆうパケット用ダンボール(15個)宅急便コンパクト専用箱(15個)

フリマアラート(メルカリ仕入れの場合)

「メルカリ仕入れ→amazon転売」するような場合、仕入れたい商品が安く出品されたら、すぐに購入したいですね。

しかし、24時間メルカリをチェックするわけにはいきませんから、気づいたときには他の人に買われてしまい、購入機会を失うことがあります。

それだけメルカリは早く購入される傾向があり、場合によっては出品後10分ほどで売れてしまいます。

そのため、欲しい商品が出品されたときに通知してくれる「フリマアラート」というアプリが必要なものとなりますね＾＾

最後に

本日は、メルカリ転売・せどりをする際に必要とするもの（古物商の免許、事業用口座や発送資材）、不要とするもの（資金、PC、高額カメラ、手書きメッセージカード）についてお伝えしました。

メルカリは、必要なものがかなり最小限で、必要資金もほとんど不要なので、いかに初心者にとってハードルが低いかがわかったかと思います。

しかし、メルカリ販売は大きく稼ぐことには向いていないので、

1. メーカー取引などを開始するためのタネ銭を稼ぐ
2. amazonで売れなくなったときの保険

と考え、メーカー取引などのamazon販売を柱にして、敷居の低いメルカリをサブ収入と考えれば良いでしょう。

長期的に利益を得られる仕組みを構築したいならメーカー取引をおすすめします。

• せどり・転売を続けることに不安を持っている人
• 副業で臨む成果を得られていない人
• 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
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