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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、少し前に、ある演歌歌手が、
「北海道選出のある参議院議員の飛行機内での態度が横柄すぎる」
と自身のYouTubeチャンネルで発言し話題になったことがあります。
その演歌歌手によれば、件の議員は、飛行機のファーストクラスで
「異常なほどの剣幕でクレーム」
を入れていたといい、
「大人だったら、増してや国会議員だったらよ。ある程度、年いったら、ちゃんとした人の接し方をしなきゃ恥ずかいしよ」
と苦言を呈していました。
その議員の言動に関しては、北海道知事も苦言を呈しており、接した職員がその威圧的な態度に大いに辟易しているのだとか。
そのためか、北海道庁の幹部職員4人が、ただ説明するためだけに、東京の件の議員の事務所などに出張した回数が、2023年の1年間で「70回」、出張費用が「およそ550万円」に上ることが明らかになりました。
また、昨年の11月には、市内で開催されたセミナーに向けた準備状況を説明した際、参加者が少ないことを叱責され、参加者を増やすように求められた職員もいました。
参加者が少ないのは、件の議員に人気がないことのように思うのですが、この議員は職員のせいだと思っているようです。
それにしても、国会議員というものは、多かれ少なかれ、態度が横柄な人間が多いものです。
自分たちは、単に国民の代表として国民に代わって政治を行っているに過ぎないにも関わらず、自分たちの地位が国民よりも偉いと勘違いをしているようにも見えます。
しかし、彼らが横柄な態度を取るのは、それだけではありません。
彼らが横柄な態度を取るのは、自分たちが能力的に国民よりも劣っていると無意識に思い込んでいるからなのです。
そもそも自分に能力があると思っているとすれば、何も、他人に対して横柄な態度を取る必要性を感じません。
自分が劣っていると思っているがゆえに、そのことを覆い隠すために、横柄な態度を取って他人を威圧する必要性を感じているのです。
従って、国民に対して横柄な態度を取る国会議員が多いということは、それだけ、
「自分には能力がない」
と思っている国会議員が多いことを意味しています。
日本の政治のレベルがとても低いのは、そのような国会議員が多いからなのかもしれません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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