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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、昔から、
「枠に嵌まった生き方はしたくない。既存の枠に嵌まりたくない」、
そういう風に言われる方がよくいらっしゃいます。
しかし、このように言う人たちは、残念ながら、
「枠に嵌らない」
という枠に既に嵌まってしまっています。
そのために、必死で枠に嵌らないようにしようと虚勢を張り、却って自分を疲れさせてしまいます。
本当に枠に嵌らない生き方をしている人は、そもそもそんなことは言わないでしょう。
なぜなら、彼らは、自分の生き方が枠に嵌っていようが嵌まっていなかろうが、そんなことは気にしないからです。
彼らにとっては、既存の枠があるかないかなど関係ないのです。
あるいは、
「人と同じ生き方はしたくない。自由でいたい」
と言われる方がいらっしゃいます。
そういう人たちは常に、人と違う生き方を模索するという、不自由な生き方を強いられています。
本当に自由な人は、そもそもそんなことは言わないでしょう。
なぜばら、彼らは、自分の生き方が他人と同じであろうが違っていようが、そんなことは気にしないからです。
彼らにとっては、どんな生き方を選ぶのも、それこそ自由なのです。
多くの人たちが、自分の言葉の響きに酔いしれ、言葉の持つ本来の意味を見失っています。
そのために、表面的な言葉の意味に縛られ、却って不自由な生き方を余儀なくされているのです。
「枠に嵌りたくない」というのも、「人と同じ生き方はしたくない」というのも、結局は、自らの人生の課題から逃れるための言い訳に過ぎないのです。
自分の発する言葉に耳を傾け、その言葉の持つ本来の意味に気づくことができれば、
自分自身が何から逃げようとしているのか、そのことに気づくことができるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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