フライパンで焼かれた少女 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、先日、古い本棚を整理していて、一冊の本を見つけました。

 

タイトルは、

 

ローラ、叫んでごらん』。

 

父か母のどちらかが読んでいたのかと思い、何気にその副題を読んで、俄然興味がそそられました。

 

副題には、

 

フライパンで焼かれた少女の物語

 

とあります。

 

主人公のローラは、生後一歳半の時に、その泣き声がうるさいということから、アルコール依存症だった両親に生きたままフライパンに入れられて焼かれてしまいます。

 

何とか、一命は取り留めたものの、顔の左半分は火傷でひきつり、背骨は湾曲して折れ曲がり、目は斜視で、その挙げ句、まったく口を利かなくなり、精神障害児として施設にあずけられました。

 

この本は、そんな悲惨は幼児虐待を受け、14歳までまったく口が利けず生きる屍状態だった少女ローラが、数度の手術を経て一人の人間として再生されていくまでの実話的物語を、彼女と関わることになった精神科医の目を通して語られています。

 

精神科医の独白による物語であるがゆえに、少女自身の苦悩や心の機微が描かれてはいませんが、それでも、悲惨な運命に翻弄された少女の苦しみは、十分伝わってきます。

 

また、この本が、幼児虐待に警鐘を鳴らすものであり、その出版年が1973年であることにも驚かされました。

 

そんな当時から、悲惨な幼児虐待が社会問題になっていたようです。

 

この本を通じ私が改めて思い知らされたのは、人間の能力の可能性の素晴らしさであり、それを信じて根気よく取り組むことの大切さです。

 

そして、相手の能力を信じ、一人の人間として受け入れ尊重することが、いかに重要であり、それこそが人を勇気づけることの本質であるということです。

 

それが延いては、相互尊敬、相互信頼、共感というアドラー心理学の考え方にも結びついていくことを強く感じました。

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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