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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、
「こんな性格でさえなければ、・・・」、
そう嘆いては、こんな性格に生んだ親を恨む人がいらっしゃいます。
多くの人たちが、性格は生まれつきのものだ、と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、『個人の主体性』という考え方を取るアドラー心理学では、性格は、先天的なものではなく、後天的なものだと考えます。
即ち、個人が、社会の中でどのように生きるかという、その人の人生の目標を達成するために自らが作り出したものだ、と考えるわけです。
なぜ、そのように考えるのか。
それは、いつもの如く、たった一人で無人島に住んでいると考えてみてください。
そんなとき、その人がどのような性格であるかということに意味があるでしょうか。
社会の中で生きるからこそ、その人がどのような性格であるか、ということが意味を持つようになってきます。
あるいは、自らの人生を切り開いていくという目標を持っている人が、消極的な性格を帯びることは有り得ないでしょう。
それと同じように、人生の課題から逃れようという目標を持っている人が、積極的な性格を帯びることも考えづらいことです。
人の性格は、その人が社会の中でどのように生きるか、という人生の目標を達成するために、その人自身が利用しているものなのです。
それゆえ、人生の目標を変えることができれば、その人の性格も変えることができるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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