ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、多くの人たちが、「怒り」という感情はコントロールできないものだ、と思っています。
そして、ある状況になれば、「怒り」という感情が込み上げてくるのは当然のことなのだ、と思い込んでいます。
たとえば、電車の中で、隣の人に足を踏まれた、とします。
そのとき、横を見ると、見知らぬ男が知らん顔して立っている。
あるいは、自分の嫌いな人が立っている、とします。
そんなときには、怒りがフツフツと込み上げてきて、思わず怒鳴りたくなってくるでしょう。
そして、それを当然のことだと思います。
しかし、横を見たときに、隣の人が
「すみません」
と謝ってきたとします。
あるいは、隣に好きな人が立っていたとします。
そんなときには、一瞬込み上げてきた怒りはどこかに消え去り、
「いいですよ」
と笑顔になるのではないでしょうか。
つまり、怒りをコントロールしたわけです。
要するに、「怒り」という感情は、ある状況が作り出すものではないのです。
それは、あくまでも相手との関係性が作り出すものなのです。
そして、それには、相手を自分の思うように操作したい、という目的が隠されているのです。
それゆえ、思い出すたびにイライラしていた相手でも、その関係性が改善したり、あるいは、その相手と離れて顔を見なくなったりすれば、イライラすることもなくなるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、
そう思う方は、
『気づきの思考法テキスト』を読んでください。
→詳しくはコチラ