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2004年のことですから、今からだと14年前の話です。
当時、女装で、海外でもなんでも旅行してやろうなんて気概に燃えていました。今だと、ちょっとしんどいかなあという気持ちが先に立つのですが、若かったのですね。
航空機もホテルも自分で予約して、自分でひとり旅行するという段取りで、ツアーなどは利用していませんでした。そして、ツアーなどではなかなか行きにくい旅行をしてやろうなんて思っていました。
タイの、俗に言う「首長族の村」。タイの北部、チェンマイからさらに、バスだと7,8時間。プロペラの飛行機で50分ほど。チェンマイで宿をとり、チェンマイの空港から、プロペラ機でメーホンソンというところに行きます。
さてそこからが、ツアーではないひとり旅の心細いところ。公共交通機関などはありませんから、小さなボートで行くのですが、ボート乗り場まではガタガタの車をチャーターします。さらに、ボートを1台チャーターするんです。日本だとかなり高そうですが、タイは格段に物価がちがって、かなり安いのです。
車で連れて行ってもらうのに500円ぐらいだったかな。ボートのチャーターは2000円程度。
1枚目の写真は、お土産を売るお店の人。それなりの年配者で、小さいときから首輪をひとつひとつ増やしていくようで、この歳になるとかなりの「首長」になっています。 -
2枚目の写真のようなボートで川をさかのぼります。ボートに写っている子どもは、このボートの持ち主の子どもさんのようです。20分から30分ぐらいボートで川を上ると、首長族の村に着きました。ただここの村は、観光客にも見せる村のようで、お土産屋さんなどが並んでいました。とはいえ、掘っ立て小屋みたいなものです。ちなみに、電気は通っていません。舗装などももちろんありません。
3枚目の写真は、まだ小さな女の子です。首輪の数も少ないですよね。 -
4枚目の写真。男の子はこんな純朴そうな子がいました。
正確には、首が伸びるのではなくて、肩が下がっていくということのようです。女性だけにあてがわれた首輪で、首が長いほど美人と思われるのだそうです。
しかし、女性だけにあてがわれるこういう風習は、先進国の観点から言うと、虐待になってしまうのだと思います。昔の中国の纏足だとか、今でもアフリカの一部で残っているクリトリスの切除といった奇習などと同様に、女性の身体を傷つけるという風習であることはまちがいありません。
赤茶けた大地では、たいした農作物がとれるわけでもないようで、現金収入は、こういった女性たちを、私のような観光客に「見世物」にすることでの観光収入であるようです。男たちはというと、仕事はほとんどないのではないかと思ってしまいます。村内には、昼間であるにもかかわらず、多くの若い男性がぶらぶらしていました。観光客相手に土産物を売る役目は、こういった女性たちなのです。
※私の海外ひとり旅の記録写真、楽しめましたでしょうか。 -
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