二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

響焔4月号より〜聰俳句鑑賞

2020年03月27日 | 俳句

海からの風に四月の濃い生毛

「なんだこれは」と思った。
四月という月に生毛をはえさせた。しかも濃い。気持ち悪い。いや違う。「四月の」と「濃い生毛」の間には断層があって、何かの言葉が隠れているのだ。何だろう。
「男」ではあたりまえ。「女」うわ、いやだそんなの。「外国人」いやいや、そういう人間ではないのではないか。「小鳥」もしかして「ひこばえ」かな。そうか、もっと心象的なものなのかもしれない。時は四月。希望のような、はたまた憂鬱か…。
いやちょっと待て。「海からの風に」と言っているではないか。ここにも謎解きの鍵がありそうだぞ。
まさに作者がいつも言っている「想像の余地のある句」である。色々と想像した。だが多分どれも違う。









最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
分からん? (月)
2020-03-27 16:55:58
こんにちは♪
久々の主宰句に釣られて(*^^*)ポッ
モニカさんはお悩みのようですね…
主宰は素直な方なので私も素直に読んでみました。
<年度が新しくなった四月に濃い産毛が生えている>ということなのでは…
ただ、素直でも単純ではない聰ちゃんの事だから~~~~~~~(;_ _)O パタ…
Unknown (kyouen01)
2020-03-27 18:05:25
月さん、こんにちは♪

そうとるのが一番素直で、無理がないでしょうかね。
そうすると「海からの風に」は?
私には作れない句なので色々なところに引っかかります〜〜〜(≧∇≦)
Unknown (大江深夜)
2020-03-27 22:46:00
モニカさん、こんばんわ。

自分も似たような句を詠みましたがそれは「生毛」ではなく「耳毛」でした。
ところで自治体の公共施設の閉鎖や自粛要請に屈して句会は軒並中止ばかりですね。
先程も中止のお知らせがメールで来ました。
響焔の句会はどんな状況ですか?
Unknown (kyouen01)
2020-03-27 22:59:58
深夜さん、こんばんは♪

響焔の句会も3月は軒並み中止になりました。句会がないと、私は俳句を作らないので月末の投句のときに困るんです…。
普段からこまめに作ろうっと。

4月はどうなるのでしょうね。句会、そろそろ行きたいですね。
再考 (月)
2020-03-28 08:06:04
<海からの風ものの芽の濃い生毛>と置き換えられないことも…
いずれにしても主宰の頭の中がよく分からない(_ _;)…パタリ
Unknown (kyouen01)
2020-03-28 09:17:28
そう、「ものの芽」などと言ってくれればわかるのです。ですけど「四月」ですから謎が深まるばかり…。
作者の頭の中をああなのかこうなのか、と考えた鑑賞で終わってしまいました。

コメントを投稿