11月7日木曜日、念願の尿管ステントを摘出したが、今度は尿道にステントを付けられてしまった。
聞けば、2,3個の結石があったようで、とりあえず尿管内の結石を粉砕し、尿管ステントを取り外して、新たに尿道にステントを取り付けたとのことだ。
この尿道ステントは1週間後に取り外すもので、吾人の亀の頭から2本の線が伸びていて、これを麻酔無しで引っ張り出すと言うのだ。
看護婦さんいわく、「泌尿科のベテラン女医が引っ張るから安心だ。男性医師なら荒々しく引っ張るだろうが、女性医師なら痛み無しで引っ張る…」と一見「なるほど」と頷いてしまう理屈ではあるが、逆に悪く考えれば、女性ゆえに男への恨みつらみに千切れんばかりに引っ張るのではないかと、つい背筋が凍り付き震えあがってしまった。
まあとりあえず、「俺はなんて業の深けえ野郎なんだ…」と、嫌と言うほど身の程を知らされ、過去の罪滅ぼしとして、この最後の試練を受けようじゃないかと覚悟を決めた。
この麻酔ボケから過剰反応した覚悟が、後に大いに助けとなった。
現実と言うものは、いつも予想や計画をした範疇を超えて、臨機応変さを問いかける事象を突き付けてくれるものだ。
火曜日に、職場でいつものように管理人の服装から、放課後のジムインストラクターの服装へ着替えていた時、亀の頭から伸びている紐のことなどつい忘れて、普段通りにズボンをボサッと脱ぎ下した。
その途端、チクッとした痛みを感じたと同時に、パチッと音を立て紐がズボンから解放されて跳ね上がった光景が目に移り「しまった!紐が引っ掛かっていた…」と即座に事の経過を認識した。
それから、チョロッと色の付いた液が漏れだし、すぐに止まると思いつつも、ちょっともよおした気分なので、すぐにトイレに駆け込んだ。
一時的な漏れとタカを括っていたものが、それこそ栓の緩んだ蛇口のようにポタリポタリと漏れが止まる気配が無く、外見に変化は見られないが、内部でステントがズレたことに気付き、トイレットペーパーを詰め込んでから外に出て病院に電話をした。
14日に引っこ抜きを担当している女医に相談をしたところ、「充分に勇気があるなら、自分で引っ張ってみてください」と挑発してきたが、即座に「ノーノ―、引っ張ってください」と軟弱さをさらけ出して、病院へと直行した。
ステントを抜くのに、ものの1分とかからなかった。
引っ張られた時にチクリとした痛さがあったが、その後は下水管のような太いパイプが抜けていくような感覚を味わい、ステンッと(FBFのY さん伝授)抜けた感覚を味わって楽になった。
思っていたよりも長いチューブで、尿管の終わりから膀胱を通って尿道に至ってとの説明を受け、「滅多に見られるもんじゃない」と写真に収めた。
その後、一物を取り扱ってくれた親近感と金髪で可愛らしい医師であったことが加速して、手術を担当した医師からの説明を受けることができなかった分、おじちゃんは矢次早に美女医を質問攻めにした…
ケトンブログです。
ステントの顛末を紹介していますが、内容はエピジェネティクスです。
いくつかの遺伝子の機能や特長、浄化、栄養素を勉強しました。
後半はケト遺伝子とケトン体とエピジェネティクスの関係、腎臓結石の原因など、今回は普段より長めの力作です。
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