記事より
自分の時間は無限にはない。
死というリミットのある有限な時間なのだ。
だからこそ、一瞬一瞬もムダにはできない。
そのためには、「今ここ」という即今(そっこん)を生きるしかない。
《いまここじぶんその合計がじぶんの一生》(相田みつを)
「アノネ、昨日のいのちは、どこを探しても、もうないんだよ。
あしたのいのちはあしたになってみなければわからない。
あしたは死んでいるかも知れない。
まちがいなくあるのは、いまここのいのちだけ。
そのいまでさえ、刻一刻と過ぎてゆく。
それが人間のいのち、自分のいのちというものだね。
そして、いまここを生きるのは、だれでもない、いま、ここ、の自分。
いまここで、ぶつぶつと不満や 弁解をしながら生きるか
いまここを、生き生きはつらつと
いのちいっぱいに光かがやいて生きるか
それをきめるのはいまここの自分」