こんにちは!
ついにワールドカップが開幕しましたね。
ユーロを現地時間で観れることでドイツに来たことを実感していた日々が懐かしいです。
あれからもう2年、、、
時の流れは早いもので、と書こうとしたもののそうでもないような気も、、笑
まあ事実としてドイツに渡ってきてから2年と1ヶ月半が経ったわけです。
その間には言語をはじめとして文化の全く異なる環境でいろいろと経験してきました。
楽しいことはもちろん、辛いこともたくさんありました。
そこでふと浮かんできた1つの疑問、
「そんなドイツでの2年間は僕自身になにか変化をもたらしたのか?」
今回それを検証してみるため2年ぶりにストレングス・ファインダーというアセスメントを受けてみました。
ストレングス・ファインダーとは、、
ギャラップ社が開発した才能診断ツールで、177個もの質問に答えることで集められる回答項目の組み合わせからその人を際立たせている資質を導き出してくれるという代物。
このアセスメントを受けた人の数は2017年初めに全世界で1500万人を超え、日本でも2001年に発売されたストレングス・ファインダーへのアクセスコードが付いた書籍『さあ、才能に目覚めよう』が累計50万部のベストセラーとなりました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
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早速ストレングス・ファインダーの結果へと移りますが、
今回の結果がこちら。
そして2年前の結果がこちら。
5つの資質の内2つが別の資質に置き換わり順位にも若干の変動がありますね。
結果をまとめると、、
《親密性》は僕に最も強く表れる資質として2年間で変化は無く、《分析思考》,《目標志向》が《個別化》より、また《未来志向》が《学習欲》,《戦略性》より強く表れるようになった。
また34の資質が属する4つの領域という観点では、《目標志向》がより強く表れるようになったことで『実行力』が5番目から3番目へと順位を上げた。
それぞれに属する資質の数は『戦略的思考力』2つ,『人間関係構築力』2つ,『実行力』1つと2年前から変化は無く、『戦略的思考力』に属する資質2つが同領域内の他の資質に置き換わった。
『影響力』に属する資質は2年前と変わらず1つも上位5つに入ってこなかった。
といった感じでしょうか。
ここからは僕の解釈ですが、、
上位5つの資質における変化の要因として考えられることには、
・自分の意思で道を見出だし進んでいくことがより求められるようになった。
・最初の約1年間はライプツィヒ大学スポーツ科学部入学という絶対的な目標のもとで生活していた。
・前例の無いことや想定外のこと,思い通りにいかないことにたびたび直面した。
などが挙げられるかなと思います。
そして置き換わったのが『戦略的思考力』に属する資質2つだったことからは、日本での生活からドイツでの生活への切り替えにおいて最も負荷がかかったのが戦略的思考におけるものだったと言えるかなと、、まあ文化の全く異なる地で生きていくにあたっては当たり前のことかもしれませんが。
ただその点からいうと、《親密性》の属する『人間関係構築力』や『影響力』といった人との関わりについての資質の領域において変化が見られなかったことは、環境が変わっても人に対する心持ちがあまり変わっていないとポジティブに捉えていいものなのか、日本にいたときの自分という殻を破りきれていないと捉えるべきものなのか、、
日本とドイツのおける人との関わりの様態にあまり違いが無いと捉えられる可能性も一応残しておきましょう。
ざっとこんなところでしょうか。
もしストレングス・ファインダーの分析に詳しい方がいらっしゃりましたら解釈についてアドバイスをいただけると嬉しいです。
今回このような形でドイツでの2年間が僕自身にもたらした変化について考えてみたわけですが、結論としてはストレングス・ファインダーの結果の比較においてあまり大きな変化は無いかなといった印象です。
もちろん結果として現れてきたものにおける変化はいくつかありましたが、5つ中3つの資質やそれぞれの領域に属する資質の数は変わっていませんし、置き換わったものも解釈次第では内容的に特別大きな違いは無いと言えるのかなと、、
こんな感じの結論ですがこのように1つの才能診断ツールを用いて比較的客観的に自分の変化を測るのは良いことだと思うのでまた数年後にでもストレングス・ファインダーを受けてみたいと思います。
ではこれから約1ヶ月間試験勉強をしなければならない中でワールドカップを観たい気持ちとの葛藤に打ち勝てるよう頑張ります。
それではまた。