熊本に住んでいると赤ちゃんポストのニュースを目にすることがある。
赤ちゃんポストとは、様々な事情で育てられない赤ちゃんを親が匿名で預けることができる窓口のことで、日本では唯一熊本市の慈恵病院に設置された「こうのとりのゆりかご」だけだそうです。
設置された目的は、育児に行き詰った親による虐待や育児放棄を防ぐため、また、望まれない子どもの殺害や中絶を防ぐためだという。
憲法「第11条:国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。」により、たとえ望まれなくても新しい命が宿ったら「将来の国民」にあたるので基本的人権を与えられなければならない。驚くべきことはこのような施設が日本には1つの民間病院にしかないことです。憲法に寄り添っていない状態と言える。ドイツで100箇所以上あるという。日本の政治家は憲法をよく知らないのではないかと疑う。アベノマスクに450億円以上の大金を使う、村井杏里議員に1億5千万円の選挙資金を渡す、国会議員が320万円のボーナスを貰うなど政治家のすることは目に余る。とても民度が高いとは思えない。「15条2:すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。」政治家は「すべて公務員」には含まれていないとでも思っているのだろうか。もしそうならこの条文は「すべて公務員及び政治家は」と改正すべきである。政治家には憲法の完全暗記をして欲しい。