マクセルイズミ株式会社(泉精器製作所)の「毛玉とるとる(KC-NW77)」買ってみた | 歌詞同期ファイル置き場(ラブライブ!、ナナシス)

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毛玉ーーー

編物の毛糸などの一部が小さく寄り集まって、玉のようになったもの。

猫などの胃や腸の中にたまった毛がかたまって球状になったもの。毛づくろいなどで毛をのみ込むことによりできる。「毛玉を吐く」

 

今回のお話は1の方です。

どうしてもできてしまうんですよね、毛玉。

ニットなどはみなさんもご存知のとおりで、

最近は化学繊維が発達してコットン(綿)ではなく

化学繊維の衣類も増えてきました。

化学繊維は結構毛玉ができやすく、

有名ドコロだとUNIQLOの「エアリズム」。

これ、かなり毛玉ができます。

さらさらした風合いに目が行きがちですが、

油断していると毛玉だらけになってたりします。

最近はアウターも出していますが、昔のエアリズムは

体感的にできやすいですね。最近のはどうなんでしょう?

 

さて、毛玉を退治するために毛玉取りというものがありまして、

ブラシタイプのものから電動のものまであります。

素人はブラシタイプは使いにくいので、電動のものがオススメ。

ひげ剃りのシェーバーと同じようなものと思ってください。

たくさん空いた穴に毛玉を入れ、中で回転している刃で

カットするという仕組みです。

 

電動の毛玉取りは100均にもあります。

ネットで検索すると「100均の毛玉取り捗る!」とか

かなりヒットするのですが、管理人の体験上は、

「使えない」なぁ、と。

パワーは弱いし、カミソリ部分の円の径が小さいので、

とにかく時間がかかります。

何度も同じところを毛玉取りするはめになり、

結果的に地の生地も痛めてしまいます。

 

毛玉取りは、極論を言えばやらないほうがいいのです。

理由は1点。生地を痛めてしまうからです。

毛玉だけを刃に当てることができれば問題は無いのですが、

仕組み上生地も多少なりともあたってしまうのですね。

それで痛めてしまい、生地が薄くなってしまいます。

毛玉以外の毛羽立っている「毛」もカットしてしまうのも

原因かもしれません。

 

カットソー(Tシャツ)も、よ~くみると、小さな毛玉ができているのが

わかると思います。

こういうのは、よほど目立たない限りは放っておいたほうが

良いとは思います。おシャレさんは知りませんけどね^^;

今回毛玉取りをしようと思っていたところ、電池を入れると

動かなかったので、新しい毛玉取り機を購入することになりました。

 

[購入まで・検討]

有名メーカーはマクセルイズミ(先日社名を変更。

以前は泉精器製作所)とTESCOMではないでしょうか。

フィリップスやT-falなどからも発売されていますね。

管理人はマクセルイズミの「毛玉とるとる」を選択。

一般的にはマイナーな会社ながら、電気工事関係者には

有名という専門職人がよく知るメーカーの一つです。

電気シェーバーは1956年から製造しており、

「刃」を使った製品はお手の物。

当然「毛玉とるとる」も電動毛玉取り機のシェアNo1なわけです。

 

管理人が購入したのは衣類の毛玉取り機最上位機種の

KC-NW77です。

TESCOMの競合機種はKD900なのですが、

ぶっちゃけこちらもおすすめです。

機能的にはKD900のほうが上なくらいかと。

「5段階」の風合いガード。マクセルイズミは3段階です。

豚毛のブラシケアアタッチメント。マクセルイズミは無しです。

穴が小さいデリケートガード。マクセルイズミは無しです。

 

 

ただ、マクセルイズミはさすがシェアNo1と言うべき機能が

ありまして。

2014年に特許技術を搭載した「毛玉とるとる」を発売しています。

その機能が「ケアモード」。

歯の回転方向を変えることで、服を着たままでも毛玉取りが

できる機能です。普通、毛玉取り機は平らなところに置いて

使わないと、生地に穴が空いてしまうため、非推奨なんですね。

これ、製品サイトにも特許技術とも謳われていないため

非常にわかりにくいのです。

製品特徴に紛れて「着たままOK」程度に書かれています。

これが他社製品との差別化であることが、見ていて全くわからない。広報仕事しろのいい例ではないかと。トホホです。

また、東急ハンズとLOFT限定モデルとして、ブラックモデルがあります。これも製品ページに書かれていません。

ただし、このモデルは下位モデルのKC-NW37と思われます。

乾電池のみで、交流電源が使えないようです。

 

つまり、TESCOMに付いていた5段階風合いガードや

デリケートガードは、マクセルイズミの場合は、

ケアモードが付いている機種に限っては不要ということに

なります。

ただ、ブラシは欲しかったなぁと。用途が違います。

毛玉を起こして取りやすくするためのものなので。

 

また、TESCOMは海外OKと書かれていますが、

これはマクセルイズミも同様です。

サイトには書かれていないのですが、ACアダプタは

100-240V対応です。海外対応です

なんでこういうところを書かないのでしょうか?

ということで、マクセルイズミのを購入しました。

これを知らないと、ぱっと製品サイトを見ただけだと

TESCOMのほうが良さげに見えてしまいますよね?

 

2017年に全モデル型番が変わりましたが、

機能は同じで色が変わっただけという「日本家電あるある」なのは

悲しいところです。使った感じでは改善点はあるのになぁ・・・

現行モデルのほうが実売は安いので、迷わず現行モデルを

選びました。

下位から最上位モデルまでありますが、

購入したのは上から2番めのKC-NW77です。

最上位のKC-NW87は衣類よりもカーペットなどの

大型のものを想定しているようで、「ケアモード」がないんです。

これは注意点です。

そして中位モデルのKC-NW57もケアモード非搭載。

下位モデルのKC-NW37はケアモード搭載ですが、

乾電池のみで交流電源非対応です。

長時間の使用や、短時間でも単純なパワーや安定性を考えると、

交流電源を使いたいので、KC-NW77を選択肢にしました。

KC-NW77をヨドバシカメラで購入して2690円の

350円(13%)ポイント還元でした。

 

[開封]

 

出したところです。ブリスター(?)に入っています。

説明書ははじめから右上が折れていました。うん??

なぜか持ち手の箇所だけビニールに入っていました。うん???

疑問に思う点はありますが、そういう仕様なのだと

自分に言い聞かせ、次に行きます(折れは違うと思いますよ)。

 

透明窓のプラ(?)は接着されておらず、取り出せます

(見にくくてスミマセン)。

「?」と思っていると、「分別しやすいようにじゃない?」と妻。

なるほど。

 

ACアダプタです。見てのとおり、100-240V対応です。

接続口が特別形状なのはマイナスですね。

汎用形状にしてほしかったです。

差込口が左右決まっているので、確認して差し込む必要が

あります。

 

ケーブル長は180cm。2mじゃないのにはなにか理由が・・・?

もう20cmあると、取り回しがかなり違ってくるのですが、

不便なほどではありません。

 

同梱物です。ふわふわガードは本体に装着されています。

ここで気になる点。

1.ケースがない

2.(ケースがないなら)ブラシを本体に装着させてほしい

3.(ケースがないなら)保管中に刃をガードするためのキャップがほしい

 

電気シェーバーでもそうですが、落として刃を割ってしまうとか、

物を当てて刃を割ってしまうとかの事故があります。

本製品には刃のガードが付属しておらず、

ケースもありません。

ブラシはかなり小さく、なくしてしまいそうです。

ケースと刃のキャップは欲しいです。

 

メーカとしては使ったら箱に戻すことを想定しているの

かもしれませんが、使う度に「箱を開け」→「ブリスターを引き出し」

→「製品を取り出す」と考えると、面倒です。

また、多くの場合、メーカーは箱は梱包資材であり、

破損しても保証対象外なのですが、保管用と位置づけるので

あれば箱も保証対象にしないと矛盾しない?と思うのです。

つまり、保護キャップが付属していないため、

保管の際はどうするの、この製品は?という状態です。

 

毛玉のダストBOX部を外したところです。

サイズは約11cmです。

 

製品外寸が、幅66mm x奥行き95mm x高さ173mmなので、

手で握って大きすぎも小さすぎもせず使いやすいサイズでした。

重さは202gなので十分軽いです。

 

充電時間は8時間。なんでそんなに!?と思いますが、

本製品は交流電源がつかえるので、ネックになることは

なさそうです。

充電用の電池はニカド電池が使われています。

環境的にはニッケル水素電池を使ってほしいかな?

ニカド電池はモーターなどの高出力用に使われる電池ですが、

毛玉取りのモーターにそんな高出力が必要なのかなぁ?

自然放電もかなりしてしまう電池のため、

使用頻度が高くない毛玉取り機では、

使いたいときに電池切れを起こしている可能性が高く、

充電時間が8時間と長時間かかります。

ここはマイナス点でしょうか。

 

では本体を見ていきましょう。

 

使用上の注意は、30分以上の連続使用は禁止。

使っているとモーターが熱くなってきたので、そのためと思います。

調理器具のブレンダー(高速で回転して材料を切る機械)でも

5分までとかありますね。

 

あと、メンテナンスでオイルを付けるとか

40時間使用を目処に切れ味が落ちたら刃を買い換えるとかは

あります。刃が実売1200円です。製品の半額やんorz

値段設定おかしくないです??

だって、同じケアモード搭載の下位機種である

KC-NW37(KC-NB37)の実売が1200円なんです。

替刃も同じ型番の製品です。

それこそ、KC-NW37(KC-NB37)を使っているユーザーは

本体ごと買い換えればいいんです。

替刃は500円以下で売って貰わないとないときついなぁ・・・

 

これって、プリンタインクと同じですよね。

高いから買わない。結局メーカーもユーザーも嬉しくない、

みたいな。

マクセルイズミ製品はこういうところが欠点で、

電気シェーバーなんかは性能は良くてPanasonicより

安いんですが、洗浄液がとても高いんです。

ランニングコストが4倍くらいするのでオススメできなかったり

します(洗浄機非搭載機なら良いですよ!)。

 

[使用]

では、早速使ってみます。

まずはエアリズム。毛玉だらけです。

くるくる回るように動かして毛玉をとっていくと、

こんな感じで綺麗になります。

 

じつはこれ、ボクサーブリーフなんですが^^;

裏表取っただけで、これだけの毛玉が取れました。

 

ただ、1箇所失敗しまして、穴をあけてしまいました。

ケアモードにしてふわふわガードも付けていたのですが、

押し付け過ぎれしまい、生地を巻き込んでしまったんです。

こればっかりはどの毛玉取り機でも同じですね。

初使用を下着で試してよかったです。

 

次にハイネックのシャツ生地のものです。

 

脇の下とか擦れて毛玉ができやすいですよね。

右上側を取ってみました。

 

裏表取った結果、これだけ取れました。

エアリズムの毛玉っぷりがすごいですね。

 

捨てた後のダストBOX内部です。

静電防止剤塗布済とのことですが、さすがにかなりの

ホコリが付いています。さっと水洗いできます。

本体にも結構カスが付きます。

こちらはティッシュなどで拭いておきます。

 

次は大物いきましょう。ラグやカバーなどなんですが、

着ている服の毛玉が絡んでくっついていることはないでしょうか?

黒い点々が毛玉です。

手で取ろうにも生地に絡んで手間です。

しばらく取っていると、このとおり綺麗になりました。

10~20分位でしょうか。思ったよりも早く終わりました。

 

家庭に1台あると、衣類の延命ができます。

特にファストファッションやUNIQLOなどの

「着やすい服」は使用頻度が高いため

毛玉ができやすいのですが、

毛玉取り機である程度まで使用期間を延命させることが

できます。

特にマクセルイズミの毛玉とるとるは、

特許技術を採用した「ケアモード」により、

使い慣れていない人でも着たままOK、

穴をあけにくいなどのユーザビリティを確保しています。

 

2014年以前の機種を持っている方の買い替えや、

検討中の方はいかがでしょうか?