東芝 Regza 49Z730X購入レビュー その3 | 歌詞同期ファイル置き場(ラブライブ!、ナナシス)

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(2020年3月1日 全体に細かく追記)

(2020年3月3日 リセット方法を追記)


Regza 49Z730Xのレビューその3です。

 

今回は映像の設定について書いてみます。

初期設定のまま使っている方も多いと思いますが、

設定を少し変えることでかなりきれいになるので、

試してみていただきたい項目です。

 

マニアやこだわる方は、プロフェショナルモードや

映画を見るときに部屋を暗くして、画質も調整して観るなどを

やるのでしょうが、多くの方はそこまでしません。

そこで、一般の用途で使うことを前提に調整をかけました。

地デジが主な用途と考えています。

とりあえず「これだけやっておけば全部イケル」的な

設定を目指します。

 

前提として、画質は個人の好みに依存します。

あくまで管理人の設定のため参考にとどめていただき、

それぞれで調整してみてください。

 

設定前に録画したバラエティーやスポーツ、

映画などをよく見て目に焼き付けておき、

設定後に見比べると楽しいですよ。

素人でも見てわかるレベルで変わります。

 

[設定]-[映像設定]から行います。

 

[映像メニュー]

「標準」にします。

 

家庭での使用を考えているため、「おまかせ」から「標準」に

変更し、標準をベースにして設定をいじっていきます。

ただし、HDMIの外部入力でゲームをする

ところは「ゲーム」を選択しておきましょう。

低遅延の設定になっているため、ゲームを起点にして

設定をしていった方が楽です。

 

 

[明るさ]

お好みでいいです。

管理人は[設定]-[詳細機能設定]-[省エネ設定]の

節電モードを「節電1」にして暗めに設定して

いますが、多くの方は「明るさ検出」をオフにして、

手動で設定を少し上げたほうがいいかもしれません。

「明るさ検出」をオンにして使うというのも一つの方法です。

 

[倍速モード]

インパルス

 

スムーズ系の設定にしてしまうと予測で作成された偽の画像で、

人物がちらついたりスポーツなどの動きが早い映像で

ボールが伸びて見えたりするため、インパルスのほうが

使いやすいと思います。

1/120秒ごとにバックライトを全消灯するモードであり、

残像感はかなり消えると思います。

輝度も抑えられ、液晶特有のギラツキ感も軽減されます。

そのぶん暗くなりがちのため、気になる方は上記の明るさ設定で

調整してください。

また、モードの特性上、ちらつきを感じる方は

インパルスは苦手なようですので、

合わないと感じたら他のモードにしてみてください。


インパルスにすると、管理人の目でも家族も

番組欄などの白が多い画面でちらつきを感じました。

そういう画像が多いときはちらつきが気になると

思います。

 

 

[色の濃さ]

「お好み調整」の「色の濃さ」を-2に設定

レッドの色の濃さを-2に設定

ブルーの色の濃さを-2に設定

 

全体的に赤と青が強い気がするんだよなぁ・・・

ということで、基準色の選択で「レッド」と「ブルー」の

「色の濃さ」を-2にしました。

「マゼンダ」はいじらないようにします。

 

 

次に、「お好み調整」の中にある「色の濃さ」の設定を

好みに応じて調整します。

 

 

[ノイズリダクション]

ダイナミックNR オートから4に

4Kノイズクリア オートから3に

レゾリューションプラスのゲイン設定を5から4に

カラーテクスチャのゲイン設定を5から4に

 

標準だとバラエティー番組やスポーツ番組などの

ブロックノイズが強いものに最適化されているようですが、

他の映像だと強すぎるため、上記に設定することで

オールマイティに使えるようにしています。

 

[色温度]

設定の前に、色温度とはなんぞや?というところの説明をします。

「色温度は、表現しようとする光の色をある温度(高熱)の

黒体から放射される光の色と対応させ、その時の黒体の温度を

もって色温度とするものである。(wikipediaより)」

 

中学校の理科で、恒星の発する色を習ったことがあると

思います。

あれを想像していただくのがわかりやすいと思います。

分かりやすく言うと、色温度が低いほど白色が

赤みを帯び、色温度が高いほど白色が青みを

帯びます。

 

※wikipediaより

 

さて、設定ですが、

色温度 オートを7に

 

映像メニューの「標準」モードで「オート」のままだと、

色温度が10,000K(ケルビン)を超えてしまいます。

家電店で表示するならまだしも、一般家庭でこれは過剰すぎです。

7にすることで、9,300K程度になるため、丁度いいと思います。

個人的にはもっと下げてもいいのですが、万人向けなら

このあたりの設定値だと思います。

 

ちなみに、「標準」モードは高めの色温度で使うことを前提に

画作りが行われてるため、色温度を下げてしまうと、

偏ってしまい調整が難しくなります。

色温度の設定が「2」で6500K相当、「0」で5000K相当なのですが、

下げすぎるのはやめておいたほうが無難だと思います。

その画作りが好みであれば話は別ですが・・・

 

ちなみに、日本のテレビ放送は白色の色温度が

9300Kを基準として製作されています。

放送用のマスターモニタも9300Kです。

そのため、設定を9300Kに合わせたのです。

ただし、一般的には白の基準は6500Kです。

これは、自然昼光に近いためのようです。

実際にアメリカ、カナダ、イギリスで測定されて

決められたものです。

ところが日本の放送に関しては別途決められていて、

ここでは細かい説明は省略しますが、

9300Kが白の基準色となっています。


ということは、海外のドラマや映画は基準色が

6500Kで製作されているということになります。

Netflixなどで海外のドラマや映画を多く観る

という方は、「2」に設定した方が色温度は

合いますが、先に書いたとおり、

Regzaの標準モードは高い色温度を前提に

作られているため、色のバランスが崩れて

しまいます。その場合は「映画プロ」辺りを

選択しておいた方が無難と思います。


設定をいじらないと高いときは12,000K辺りで

表示されるので、海外で製作された映像は、

実に倍近い色温度で我々日本人の多くは

鑑賞しているということになります。

ちょっと驚きですよね。


[明部暗部設定]

アドバンスドHDR復元プロ オート

質感リアライザー オートから手動の明部:0、暗部:9

 

地デジの放送では白飛び、黒浮きが多く見られるため、

その対策です。

他のやり方としては「黒レベル」の設定を下げることも

できるのですが、こちらの設定で暗部設定を9と高めに

しているため、いじる必要はないかなと。

 

[ユニカラー]

いじらない

 

液晶は有機ELと比べると暗いシーンに弱いという欠点が

あります。

+10くらいにすると、明部の輝度が上がり、相対的に

全体のコントラストが高くなるため暗部が引き立ちます。

ユニカラーは上げすぎると明るい部分が白飛びしてしまうため、

上げすぎないように注意する必要があります。

 

しかし、「いじらない」としたのは、表示する動画によって

ユニカラーは設定を変更する必要があるため、毎回やるのは

面倒だからです。上記までの他の設定で代替しています。

 

とりあえず、映像設定は以上です!!
 元の設定の画像と見比べてみてくださいませ。

 


 リセット方法について記載します。

昔のテレビと違い、近年のテレビには多くの機能が

搭載されています。

Regzaなんてタイムシフトに加え、ネットに接続して

アレやらコレやらできますし、音声認識もできます。

内部では恐らくBSDベースのOSが稼働している

のではないかと思いますが、皆さんが使ってる

パソコンやスマホだって、使い続けていると

処理が重くなってきて再起動することがあると

思うのです。テレビだって同じことです。

最近のテレビは処理が重くなっても当然だと

思います。

 

さて、再起動の仕方ですが以下のやり方があります。

・電源プラグを抜いて1分以上待って差す

・本体の電源ボタンを4秒以上長押し



 電源プラグを抜くときは、レビュー記事のその1で

紹介したように、タイムシフト機能を停止してから

抜いてください。

「リセット」と書いてあるため、設定などが

削除されてしまうように見えますが、再起動に

該当するリセットのため、設定は削除されません。

まずは電源プラグ抜き差しを試してから、

それでもダメなら電源ボタンの長押しを試して

みてください。

 電源プラグは抜いてからすぐに指してはいけま

せんよ。電子部品の電気を放電させる必要が

あります。


次は「その4」で、液晶ガードを購入したので

レビューします。