人生ノープラン気が付いたら30代という希さんのお話を連載しております
これまでのお話は
はじめの彼氏は22歳の時勤めていた会社の上司(既婚者)のみ。その会社を辞めて「楽しそう」という理由で飲食店に契約者で就職。忙しいのに収入は安く、副店長という肩書はあるのに非正規雇用。辛い時はスピリチュアル本を読んでモチベーションを上げるようにしていたそうです。
ある時間違って購入したのが私の著書。そこで「私ってブスだったんだ!」と気が付きご相談に来ました。身だしなみを年相応の大人の女性らしくして、プロフィールを変えて婚活アプリに登録します。
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希「プロフィールってこうやって書くんですね。なんか前のってただ趣味を並べて書いてるだけでしたね」
菊乃「そうですよね~。あまり書く機会ってないですしね。語尾とか表現は希さん流にアレンジして構いませんのでこれで登録してみて」
希「分かりました!」
菊乃「登録して1週間は『いいね』が多いと思うよ。希さんも「いいね」を返したら、メッセージのやりとりできるようになるの。」
希「やってみます!」
ワクワクして、婚活アプリのプロフィールを変更した。
しかし、登録しても「いいね」がきたのは1日2人。相手のプロフィールを見てもあまり共通点もなく住んでいるところも離れているのでいいねを返さなかった。
「これで多い方なのかな?私が33だから?田舎だからあんまりいいねがつかないのかな?」
しばらく待ってみたがまったく「いいね」がつかずあまりアプリにログインしなくなり、だれともマッチングしないまま1週間経過した。
1週間後、菊乃から状況確認するLINEが届いた。
菊乃「こんにちは。登録してみてどう?やりとりする人できた?」
希「全然いいねがつかないんですよね。田舎だし30代非正規はニーズないんでしょうね。」
菊乃「そうなの?なんででしょうね?ちょっと希さんのプロフィール画面のスクリーンショット送ってもらえますか?」
菊乃にプロフィールの画像を送る
菊乃「写真だよ!この写真でいいね来るわけないよ!なぜこの写真にしたの?」
希「ダメですか?写真登録って書いてあったから」
希が使った写真は部屋の鏡の前で写したもの。スマホで顔がほぼ隠れている。服はボーダーニット。
菊乃「相手はどんな女性か知りたいんだよ。顔を隠していたら不信感持つし会いたくないよ。服も部屋着じゃん!
せっかく、買ったんだからあのANAYのブラウス着て!そのために用意したんだよ
誰か友達に写真撮ってもらえないかなぁ?婚活サイト用ってこんなのが多いよ」
菊乃から見本画像が送られてくる。(これはomiaiの二次利用OKなプロモーション用画像です)
希「そうなんですね。やっぱり、はっきりなにがダメか言われないと気がつかないです。
そうですよね。こういう時の為にああいう服を買ったんですよね。」
菊乃「そうだよ!!!!」
希「本当に、段取りとか苦手で。
あー、とりあえず写真載せるじゃダメなんですね。外で撮った方がいいですか?」
菊乃「そうだね~。希さんは段取りとか苦手だよねぇ。コミュニケーション力もあるし、人柄も悪くないのに会うまでいかない。
実際に会えたらあとはスムーズだと思うんだけどね。
写真は季節感のあるイベントが好きだから、外の方が趣向が伝わりやすいかもね」
希「分かりました。ちょっと、誰かに相談して写真用意します。」
菊乃「念のために、確認なんですけど、誰か写真撮ってもらうのを頼めそうな友達はいる?ごめんね。今の仕事になってから同級生と疎遠になったって前にうかがったので」
希「そうですね。休みが合わないからそうだったんですけど、今子育て中の友達いるので聞いてみることはできます。公園で写真ならおばちゃんにシャッター押すのをお願いするとかそういうのは抵抗ないんで大丈夫です」
菊乃「そっか!よかった。」
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写真で興味を持たれない人多いんです。「ネットに顔を出すの怖い」とか。あなたの顔写真でどんな悪事ができるんでしょうか?
あと、「友だちに写真撮ってもらう」と言って友達と会う予定を決めるのに数か月かけちゃう方も。結婚相談所なのに適当なスナップ写真使っている方も多いなぁ。
手っ取り早いのはプロに撮影お願いすること。
マッチングアプリや婚活写真を撮ってくれるカメラマンを探す場合は「Photojoy」というサイトが便利。47都道府県でサービス展開中でお住まい近くで撮影できますよ。
逆に、会ったら別人の詐欺写真を使って会えるけれど2度目に続かないという方も多いですね。自分で加工はしないように。