「考える」を何もしない「言い訳」にしていませんか?

今回のポイント
「考える」を何もしない「言い訳」に
してしまっていませんか?
「考える」とはペン・キーボードを動かして
言語化することと同義である!

 

 

方眼ノート1Dayセミナーに参加してみて。

 

 

以前のこと。

 

「方眼ノート」の書き方セミナーに
参加したことがあります。

 

方眼ノートというのは
ノートに正方形のマス目が
大量に書かれたノートのことです。

 

 

☆ちなみにフジモト愛用なのはこちらです↓

「一度、ノートのとり方を
基礎から学んでみたい」

そう考えてセミナーに参加しました。

 

そこで私は
ノートの「醍醐味」を
教えてもらいました。

 

 

「ノートを取る際は
事実・解釈・行動の3つを
分けて書く」

「そのために、
ノートには線を引いて
書いていく」

など、
今もバリバリ使っている内容を
教わったのです。

☆受講したのは
S.PLANETさんのセミナーです。

S.PLANETさんでは
私も講座をしたことがありますが、
このときは参加者側で
受講しました。

アクセスも良くていい場所ですよ!
http://www.s-planets.com/

 

考えるって、何をすること?

 

 

この講座で一番印象に残っていることが
あります。

 

 

それは
「考えるとはどういうことか」
という問いかけでした。

 

受講生から意見を聞いた後、
講師の方が

「考えるというのは、
このノートに考えを書くことです!」

と言っていたのが
いまだに心に残っています。

 

 

普段、
「ちょっと考えておきます」・
「もっとこのことについて考えよう」などと
誰かに話すことってありますよね。

 

 

そういうことを話す人で
実際に

「ちょっと考えた」人や
「もっとこのことについて考えた」人って
ほとんど観たことがありません。

 

 

「考える」というのは
ある意味「判断留保」を意味する言葉に
成り下がっているのです。

 

 

そうなってしまうのは
「考える」という行為が

「フッと思い浮かぶのを待つ」

ことだと誤解されているからでしょう。

 

 

つまり、「考える」ことが
「行動」ではなく、

「いつかいいアイデアが思いついたらいいな」

という「逃げ」「判断留保」の意味しか
伴っていないのが問題なのです。

 

 

 

考えるとは、ペン・キーボードで思考を言語化すること!

 

 

「考える」とは
一体何をすることでしょう?

 

それは結局のところ、
ペンなりキーボードなりを実際に動かして

 

①「自分の思考を言語化する」

②「その上で、
次の一手をどうするか
いくつか書き出す」

③「その選択肢から
妥当なものを選び、
手帳にスケジュールを書き込む」 

 

…という3つのステップを踏むことに
ほかなりません。

 

 

「考える」ための3ステップ

 

細かく見ていきましょう。

 

(1)自分の思考を言語化する

 

 

まず①の
「自分の思考を言語化する」からです。

 

 

何かを「考えよう」とする場合、
最悪なのは

「特に時間も取らず、
何か考えが湧くのを待つ」

ことです。

 

これは結局「何もしない」のと
同じだからです。

 

 

 

だからこそ、10~30分ほど時間を取り、
自分の考えやアイデアを
書き出してみることが必要です。

 

一気に書き出していくと
心のモヤモヤもついでに晴れるので
精神安定の機能もあります。

 

 

自分の考えを書き出すほか、
与えられた期限や条件も
書き出していくことが必要です。

 

(2)次の一手をどうするかいくつか書き出す

 

 

その後、

②「その上で、
次の一手をどうするか
いくつか書き出す」

という段階に移ります。

 

 

①で書いたことを元に、
どのように行動ができるかを
あれこれ書いていくことです。

 

 

これはペンなりキーボードなりを
動かしていると
意外といい方法が見つかるものです。

 

 

(3)選択肢を選び、手帳にスケジュールを書き込む

 

そして、いい方法が見つかったら
そこで終わることなく、

 

③「その選択肢から
妥当なものを選び、
手帳にスケジュールを書き込む」

ところまで
実行することが必要でしょう。

 

 

実際にペンなりキーボードなりを動かし、
妥当な選択肢を選び、
手帳にスケジュールとして組み込むのです。

 

どんないいアイデアも
「やらない」ことには
効果は発揮しません。

 

 

だからこそ、手帳に書き込み

「この日の○時〜○時、
絶対にこれをやる!」

ために時間を用意するのが必要なのです。

 

 

(余談ですが、
「具体的な行動の内容」まで
考えスケジュールに入れていないと、
考えた時間が「ムダ」になってしまいます)

 

 

業務量が増えるときこそ「考える」時間を大切に!

 

 

なぜ私は
今回こういうことを
書いたのでしょうか?

 

それは業務量が増えてくると、
「考えるべきこと」が増えてくるからです。

 

 

いま札幌のまちなかも
だいぶ人が戻ってきました。

 

数ヶ月前のことを考えると、
業務量が以前に戻りつつある人も
多いかも知れません。

 

 

そうなってくると、
忙しくなります。

忙しくなると、

「あとでこれを考えとこう…」

と思い、結果そのまま後回しになる、
ということも増えてくるはずです。

 

 

かくいう私自身、
そんな傾向があるので
自戒のために書いた次第です。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

「考える」を何もしない「言い訳」に
してしまっていませんか?
「考える」とはペン・キーボードを動かして
言語化することと同義である! 

 

「考えときます」って言うだけになってませんか?

「よく考えよう」

「自分の考えを深めていく」

こういうセリフを
日常生活でもよく言います。

日常生活でもよく聞きます。

 

 

でも、実際に
「よく考え」て、
「自分の考えを深めてい」る人って
ほぼいません。

 

 

 

これは大学院進学など
キャリアアップを考える際も同じです。

「いま、大学院進学を考えています」

「いま、自分のこれからの
キャリアを考えています」

「志望理由を考えています」

という人は多いですが、
実際にペン・キーボードを動かして
考えを言語化している人は
意外と少ないです。

 

 

だいたいの人は
「頭の中だけ」で
「考える」という動作を
完結させています。

 

 

これでは
「意味がない」と私は思うのです。

 

 

 

なので、まずは私自身
何かを「考える」ときは
ペンなりキーボードなりを動かして
言語化していく、
というところを改めて実行していきたいと思います。

 

 

「考える」というときは
必ずペン・キーボードを動かしていく!

 

これを実行してみてくださいね!

 

 

ではまた!


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