わたしの長い話の回です。

いつもながら聞きたくない人はスルーでお願いします。

 

一昨日の26日の夜、

息子を義両親と主人にお願いして

元同じ職場の仲良し5人組で

晩ご飯を食べに行きました。

 

女5人で個室にこもり、普段は言えない

本音や噂話など・・・

めちゃめちゃ話まくりました。

元同じ職場、現在は勤め先がバラバラということもあり、

話す内容はほぼ仕事に関係あることばかり。

 

すごく楽しかったのですが、

久しぶりの会で改めて感じたことは、

大変すぎる笑い泣き

いや、どんな仕事も大変だと思うし、

もっと大変な仕事もたくさんあると思うのですが。

 

 

無連絡で30分ほど待ち合わせの時間に遅れてきて、

席に着いた瞬間、泣きだす後輩・・・

 オイオイ大丈夫か・・・無連絡と遅刻を叱ることもデキナイヨ笑い泣き

会議で意見を言わないくせに

自分の机に戻ると文句を言いながら仕事をし、

結局、会議での決定事項を守らない同僚や

それを指導しない管理職等々に

めちゃくちゃ腹を立てていました。

彼女に会うのは約6ヶ月ぶりでした。

わたしより2つも若い。

わたしが休職している間にどんどん力をつけ、

若いのに責任ある仕事を任され、

大変なことは多いだろうけれど、

実家のサポートを受けながら仕事に邁進している

まぶしい存在でした。

実際会うと、すごくやつれて

「一生懸命やるものがバカを見る・・・」と

悔しそうに涙を流していました。

正直、以前に何度も書いている『幸福の条件』幸福の条件

は満たしていませんでした。

わたしも、子どもを産む前、一時期、

夢や希望が踏みにじられるくらいの仕事量であったことを

思い出しました。

 

一方、息子さんが小学校入学を期に退職、

3人のお子さまが大学でお家を出られた時に

ご自身も単身でニュージーランドに1年間の留学をされ、

もどってこられてから臨時でありながらも

バリバリと定年まで仕事をされた大先輩。

見た目はいつ会ってもお美しいまさに美魔女。

もちろん大変なこともたくさんおありですが、

お話していても『幸福の条件』を満たしておられました。

 

わたしは、どうでしょうか。

満たしているでしょうか。

 

ただ、仕事の話を元同僚の方々といっぱいして、

思い出したこと。

『幸福の条件』を満たしてはいなかったかもしれませんが、

幸せを感じるようなことはいっぱいありました。

責任感だけでなく、やろうと思えるようなやりがい。

おいつめられて大変な思いをした後での達成感。

問題を解決しようと話合う中で得られる充実感。

問題解決できた時の安心感。

予想以上のよい結果になりそうな時を見たり、

渦中にいれたりする瞬間に得られるなんともいえない

ぞくぞくとするような高揚感。

思いもかけない他者からの感謝や評価をもらえた時、

これまでの努力がすべて報われるような

涙が勝手に溢れるような喜び。

社会貢献感

・・・

挙げればきりがありませんが、

そういったものがありました。

 

仕事を退職するということは、

そういうものを手放す、無くすということでもある。

それが怖いのですね。

 

退職し、

息子や主人、両親、義両親・・・

家庭、そして自分自身の健康や心を

これまでより大切にすることにより得られうる幸福。

そのような幸福を

『本当の幸福』とよぶ人がいるかもしれません。

 

小春日和の縁側で感じることのできるような

あたたかくて穏やかな種類の幸福。

そういう幸福も欲しい。

 

でも、

熱く、ほとばしるような、

魂が震えるような・・・?

そんな幸福も欲しい。

 

仕事を辞めてそれがあるのか!?

息子ではなく、自分自身のことで。

仕事を手放して、自分自身の力で

それを掴むことができるのか・・・

掴みにいくしかないのですが・・・

 

我ながら・・・

欲しがりですね笑い泣き

そして

臆病ですね笑い泣き