手漕ぎ職人さん武庫川一文字で頑張ってくださいました!
毎度毎度お見事です♪♪

くっすんテンヤ2 SS10が沢山当たるも潮流や風が強いためにSS12を使われていたそうです。
僕も神戸方面、少し潮が早い時の経験あります。手漕ぎ職人さんのその場面何となくわかります。


今回はくっすんテンヤの大きさ使い分け的な話を少しします。


くっすんテンヤの中でも実はSS12は優等生な位置付けでSS10は暴れん坊な位置付け。何が?(笑)って話をします。

表記とは違い約1.5グラムの差というのもあるのですが、どのサイズでもトゥイッチすればくっすんテンヤは動きますが、その中でもあんまり動いて欲しくないけど、ちょっとだけ動かしたい時ってありますよね。気持ちちょっとだけって時。そんな時はSS12 をチョイス。SS10と比べて同じ力で動かした時SS12の方が動かないです。

ちょっとロッドに力を入れてあえて動かしている時に反応する時はSS10やSを使うのがありだったりします。

Sは重いのにまあまあ動きます。SS10、12、Sはもちろん少しずつ重たくなるのですが、例えば今回の手漕ぎ職人さんのような少し動きのある物に反応して、SS10で当たるけど、潮流や風があって当たりが取りにくい時は一つ上のSS12を使いたくなる時ってありますあります!

そんな時にはもう一段階あげたSを使うのもありなんです。他のメーカーのテンヤはわかりませんが、くっすんテンヤは大きさによって微妙に動きが違います。

例えばSS10とSS12で潮流や、風の影響でSS10は使いづらいけどSS12より当たりがでる。
こういうパターンの時はテンヤを動かした方がいいパターンの時に多く見られる傾向です。(くっすんテンヤの話ですよ)

どのサイズも↗︎↘︎↗︎↘︎に動きやすいように設計しているのがくっすんテンヤの特徴ですが、特にSSSやSSSSなんかは反転してまるでヒラを打ってるような動きからすぐに元に戻るように激しく動いてアピールしますが、テンヤにどじょうをつけ、ケミもセットして足元のテンヤが見える範囲で引っ張ったりちょんちょんしたりしてください。沖でどんな動きをしているかイメージしやすいです♪

話を戻しますが、トゥイッチを入れて当たりが出る時はくっすんテンヤの真骨頂、縦の↗︎↘︎↗︎↘︎が効くことが多いです。

難しく考えなくてもロッドをちょんちょんしていれば↗︎↘︎↗︎↘︎で動くのがくっすんテンヤなんでロッドを真横にしゃくればそんな動きが勝手に、つきます。あえて言うとSS10とSS12だとSS10の方が動きます。
SS12は僕の中では1番動かないイメージ。

重さ的にSS12の方が使いやすいという時は一度Sを使ってみるのもありなんです。SS12とSを比べるとSの方が動きます。
Sだと重たすぎると思った時には、当たりの出るSS10を選択するのも有りと思います。当たりが出ないとフッキングまで持って行けないので当たりがあるテンヤが正解かなーと思います。

個体差は多少ありますが、SS10、SS12、Sはそれぞれ約10g、11.5g、13gの1.5g刻みです。
トゥイッチを入れた時の動きは大、小、中みたいなイメージです。(小といえども動きますよ)
タダ巻きや、あまり動きの無い時に反応する、まずめの後や地合いが終わった時は軽いテンヤやSS12が活躍する事があります。これはスーッとジャークしないように動かした時に反応するパターンです。
以前ワインドみたいな左右に動きのあるイメージのテンヤを作ろうと真剣に考えた事もありますが、ワインドがまずめ以降なぜ弱いかを自分なりに出した答えは素早く動き過ぎるから。

まずめからしばらく経って当たりが出にくくなった時はあまりしゃくりすぎず、僕はストップアンドゴーみたいなイメージでロッド操作をしています。少し力を入れるとテンヤは動くのでリールだけで操作するよりもイメージがわきやすいからです。特に南港など活性が一気に落ちるエリアは神戸方面よりも激しくパターン変化する事が多く軽いテンヤでデッドスローが有効になる事が多いです。

くっすんテンヤはどのサイズもロッドを振る時の力加減で動きの幅が変わるのでスーッと引けば水平姿勢で真っ直ぐ泳ぎます。その中でも僕の中ではSS10とSS12は暴れん坊と優等生という使い分けです。SSサイズ1種類にせずSSサイズを2種作ったのはこのためです。
SSサイズを使う時に動かした方がいいか、動かさない方がいいかでの使い分けもありなんですよ♪

SSSS、SSSに至っては超暴れん坊なんですけどね(笑)
参考にしていただければと思います。