9月になって急に気温が下がってきました。東海地方、今日は肌寒く感じるくらいです。小雨降る中、娘は自転車で出かけました。
あまりブログには書いていませんが、現在娘は中学校ではなく、適応指導教室に通っています。これは、公営のフリースクールのようなとこです。
適応指導教室ってなに?
小中学生の不登校のお子さんをお持ちではない人は、ほとんど耳にしない名称ですよね(・Θ・;) これは、教育委員会が管轄している小中学校に通えない子のための施設です。
中学校までは義務教育なので、小中学校の入学年齢になると役所から入学に関しての案内が届きますね。私立に通うなどの場合を除いて、通常学区内の小中学校に関を置くことになります。娘もそうなってます。
入学して数日間通って不登校になる子もいるし、中学生であったら小学校で不登校のまま一度も中学校に行かずに不登校になる子もいます。どちらにしても、まず学区の小中学校に席があることが前提です。
学校の出席扱いになる
入室には手続きが必要です。席を置いてある学校の校長に申し入れをして、そちらから教育委員会に申請する形になります。
メリットは、教室に通った日は学校の出席扱いになることです。
小中学校でも留年はある!?「原級留置」って?
ところで、小中学校で留年があるって知ってますか?私の時代は少なからずいましたが、最近はいろいろな事情からあまりないようですね。
これは、病気療養や不登校で長期間欠席をした場合、進級せずに同じ学年を繰り返すことです。ま、留年です。ただ、これは学校長と親の協議によって決定されます。
現在あまりみられなくなった理由に、不登校児が急増したことや日本では飛び級が認められていないため、一度留年するとずっとそのままであることの弊害(?)が言われています。
これについては中々親の気持ちとしても中々複雑なので、機会があれば書きたいと思いますが今回は簡単に説明するだけにします。
小学校と中学校の不登校の重みの違い
娘は結局小学校は半分くらいしか通っていません。高学年は3分の1程度。でも、卒業はしました。卒業証書もいただきました。
中学校も多分通常の3年間で卒業です。適応指導教室に通っていればほぼ間違いないですが、もしどこへも行っていなくでも卒業になります。
でも、義務教育は中学校で終わりです。そのあとは進学するかしないかの2択です。進学しなければいきなり世間に出るわけです。昔は中学を出て就職もアリでしがた、今の時代、働くとなったらバイトがせいぜい。
ここ5年10年で不登校だった子も進学できる確率が増えたそうです。先生も、毎年変化があると行っているほどです。昔ほど絶望的ではないのですが、それでも全日制の普通高への進学は難しいのが現状です。
不登校児の普通高校への進学は内申点が課題
中学生のお子さんを持つ親御さんであれば「内申書」は大いに気になるところです。中学生活、何があると「内申に響くよ!」と言われるのはいつの世でも同じですね。
この内申点、不登校では基本的につきません。3年生の段階でほとんど学校に行っていなければ「ゼロ」です。
内申書はひとことで言うと、中学校生活における学力と諸活動の成果の記録です。気になる内申点は5教科を5段階で評価したものです。
最近は高校受験に関して内申よりも学力テストを優先する高校も増えてきたと言っても、ゼロであれば問題外です。まず、試験すら受けられない高校も多いです。門前払い(:_;)
適応指導教室に通っていれば、出席にはなるけど内申点はつかないです。そもそも内申点をつけるのは中学校の先生ですからね。見ていなければ評価もできないのは当たり前です。
娘は1年生。まだ先の話なんて言っていられないのが長期不登校児の悩みなのです。
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