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画家 辰野登恵子 1950年ー2014年

2019年11月08日 | アート
画家 辰野登恵子 1950年ー2014年

私の尊敬している女流現代画家に辰野登恵子(たつの・とえこ)さんと云う方がおります。
ですが、画家で多摩美術大学教授でもあった辰野さんは残念な事に2014年9月29日に
転移性肝がんのため亡くなられてしまいました。64歳と云う若さでした。
長野県生まれでポップアートなどアメリカ美術の影響を受けた抽象絵画を制作した方です。
平成7年( 1995年 )に東京国立近代美術館で個展を開催。
平成24年度には毎日芸術賞を受賞しました。

独特な色面構成の傑作を残されていますが、ほとんどが水彩画と見紛うような
透明感のある油絵なのです。

略歴( Wikipediaより 敬称は略させて頂きました。)

長野県岡谷市に生まれる。
1968年、長野県諏訪二葉高等学校を卒業。
同年、東京芸術大学美術学部に入学。
大学時代に柴田敏雄(写真家)や鎌谷伸一(版画家)とともにグループ「コスモス・ファクトリー」を結成。
名前は、彼らが好きだったクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのアルバム『Cosmo's Factory』(1970年)からとられた。
アンディ・ウォーホルやロバート・ラウシェンバーグの影響を受けた写真製版によるシルクスクリーンをいち早く試みる。

1970年、村松画廊で初めての展覧会を開催。
1972年、同大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。
1974年、同大学大学院修士課程を修了。
1974年から1975年まで、同大学美術学部版画科の助手を務めた。
1996年、第46回芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。
2003年、多摩美術大学客員教授となる。
2004年、同大学教授となる。
2013年1月1日、第54回毎日芸術賞を受賞。
2014年9月29日、転移性肝癌のため死去。64歳没。



WORK 78-P-14 1978年




UNTITLED-1 1982年




UNTITLED 90-13 1990年




Oct-20-95 1995年




AIWIP-22 2012年









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