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水越恵子 「 Too far away 」 1986年 

2020年04月05日 | 音楽
水越恵子 「 Too far away 」 1986年

 世に哀しい歌は尽きません。
哀しい歌ほどヒットするのは日本の歌の世界では常識ですが
この歌も大ヒットこそしませんでしたが、 そこはかとなく哀しい歌です。

水越恵子さんは1男4女の末っ子です。
3歳でお母さまを亡くし、 中学校2年でお父さまとも死別しています。
小学校4年で自宅が火災で全焼しました。
私もいろいろ悲しい思いをして来たつもりでしたが、
不幸の経験値の数に涙が出そうなくらいです。

( 以下の内容はウィキペディアより参照しました。)
山梨県立桂高等学校を卒業後、 テレビ局や信用組合で働いていましたが、
1974年テレビのオーディション番組 『 スター誕生! 』 の決戦大会に出場したのを契機に
サンミュージックに誘われ、 芸能界入りします。
女性デュオユニット「 姫だるま 」、 田中星児さんとデュエットした「 空よ雲よ小さな風よ 」
(1977年。 この曲をテーマソングとするTBS系 「 8時の空 」 に歌のお姉さんとして出演していました。)
を経て、1978年 「 しあわせをありがとう 」 でソロデビューします。
他に 「ほほにキスして」 や 「 めぐり逢いすれ違い 」 などのヒット曲があります。
「 Too far away 」は大ヒット曲ではないが、 谷村新司・安倍なつみなど多くの歌手がカバーした知る人ぞ知る名曲です。
水越の代表曲のひとつとなっています。 1980年代以降はテレビ出演を減らし、ライブとアルバム製作を中心に活動していました。

1986年にバックバンドのメンバーと結婚しましたが、 1996年に離婚。
その後は1992年に出産したダウン症の息子・麗良 ( れいら ) ちゃんをシングルマザーとして
育てながら音楽、 講演、 著書の執筆など多彩な活動を行なっています。

なお、今日ご紹介した 「 Too far away 」 の作者は
1972年にキャニオン・レコードから「 龍+1 」 でデビューし、 活躍した
( 後にエレック・レコードに移籍して 「 竜とかおる 」 のデュオで
ボーカル兼ソングライターとして活躍した伊藤薫さんです。)
他に欧陽菲菲 ( オウヤン・フィフィ ) さんの歌った 「 ラブ・イズ・オーバー 」 も伊藤薫さんの作品です。
今だにカラオケで歌われ続ける名曲ですね。



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