『真直ぐな鬼神』
キーワードは、否という力 ・ 厳しさという名のやさしさ ・ 率直さ
「他の人にも、貴方自身にも、心からの敬意を!」
「心を鬼にして」という言葉は、
真に価値のあるものを知っていなければ、成り立たないことなのです。
自分自身に嘘をついていれば、
他の人に嘘をつくことにも、心を痛めることがなくなってしまうのです。
その場をやり過ごすための、小さな嘘が、
坂道を転げるように、大きくなって貴方を追い詰めていく。
いつかは、貴方自身の価値観を崩壊させてしまうことになる。
時には、厳しい言葉を伝えなければならないこともある。
心を鬼にするというのは、相手に関心を寄せているから起こること。
世界に関心があればこそ、貴方は矛盾を感じ、憤りや悲しみを感じるのです。
豊かな感性が、貴方を成長させている。
じっくりと考えて、シンプルに伝えてみましょう。
言い訳や説得はいらないのです。
貴方の価値観を伝えればいい。
その結果、離れることになろうとも、
循環する世界の中に、みんないるのですから。
『天宇受売命(あめのうずめのみこと)』様 は、
「心から楽しむことが、それが貴方の本質とつながる道」とおっしゃっています。
断れなくて、引き受けてしまった事柄に、後悔することもあるでしょう。
きっと、みんな経験していることです。
でも、最良の方策を探して、成し遂げるために奔走する。
その途中で出会う人たちが、貴方の氣持ちを汲んでくれることもある。
心がポワッと暖かくなる経験もある。
投げ出すも成し遂げるも、貴方の覚悟と選択次第。