ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

「写真を撮って何がしたいか」

2018-07-26 06:39:59 | ショップ ダンケ
頭で考えてみました。

写真教室に通うようになってわかったことは、「そのもの」がキレイに映っている記録写真は、つまらない(私でーす)

つまり「作品」ではないということ。写真は、伝えるためにあるもので、撮った本人の被写体に対する興味、好奇心、感動が、写真に映っていないと「写真表現」ではない。

私がこれから撮ろうとするのは、自分が販売する商品写真だ。
商品を正確に伝えるために、カタログ写真的なカットは、必須だ。しかし、今は、それだけでは足りない。うまく写すだけでは訴求力が弱いのだ。

インテリア雑貨を、部屋の中に置いて、なじませた情景を撮りたい。こういう風に飾ったら素敵ですよ という提案や、ドイツのエルツの木工芸品の持つ世界観を示したい。それは、おもちゃ職人たちが作り上げてきた小さなドイツだからだ。

大切なコンセプトは、見た人にとって、なにかイイことがありますか?という問いに答えられることだ。

はい、イイことあります。幸せな気分になります。

私が専門学校の講師をしていた時、ホームルームを担当していたクラスの学生に、「どんなとき、どこで、幸せだと感じる?」というアンケートをしたとき、「自分の部屋にいて好きなことをしているとき、一番リラックスできる」という回答が、一番多かった。

「自然」は、人間が変えるれることはできない。でも、自分のスペース 部屋は、かなり自分好みに、工夫できる。自分が好きな場所に、自分の好きなものを、置ければ、幸せな気分になるではないか。インテリア好きの私は、よくわかる。気に入っている小物の位置を変えたり、模様替えをするのが大好きで、気分転換になる。

ドイツの木工芸品が、あなたの部屋に来ることによって、温かみや、ナチュラル感がプラスされ、その空間のなかで、あなたは、満たされ、幸せになりますよ と伝えたい

うまく写すより、どんな風に見せれば、幸せな気分になるかということを、頭において、商品のイメージ写真を撮りたいと思う。

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