華道草月流師範、東急セミナーBE講師の雪野真理です
インスタグラム、「yukino.mari」で始めましたチェックしてみてください
ウィークデイ、秘書を務めているオフィスでのいけばな、そして日々の花活動ご覧くださいませ。
南国地方発祥の花、そして国内では真夏の花でもあるクルクマは茎も太くいけやすく、色味もフィーシャピンクやフレッシュなグリーン系など、いかにも夏らしく鮮やかに引き付けるものが多いです。
輪郭がはっきりしているのも特徴的で、単純な分かりやすい美しさといえます。
オフィスでのクルクマ、この難しい主張の強い花器を使ってのいけばな、相当、考えあぐねました。。。
型どおりのいけかたでは、円を二重に描いた間口の小さな器には通用しません。
器に呑みこまれてしまいます。
ニューサイラン(葉もの)を器と同じように丸めたり、直線と曲線が自由に遊んでいるような、でも規則的なような一体感、目指しました
オフィスのボスは特に「うーん、なんでこうなのか。。ぐっとこないな~」との感想でしたが、こちらの講釈は通じたようでした。
ここが草月流を理解する難しさとも日々、感じます。
際どさを美として昇華させるのが、何よりも難しいことではないでしょうか。
カリキュラムとしては、「器と床面を意識する」にそっていけました。
床もひとつの空間としてコミットされます。