南イタリア アルベロベッロ  FUJIFILM X-H1 XF16ー55mm F2.8

アルベロベッロ

 

アルベロベッロイタリア語: Alberobello)は、イタリア共和国プッリャ州バーリ県にある、人口約1万1000人の基礎自治体コムーネ)。

トゥルッロ」と呼ばれる伝統的な家屋が約1500軒あることで知られている。白壁に円錐形の石積み屋根を載せたこの家屋は、16世紀から17世紀にかけて開拓のために集められた農民によって造られたものである。かつてこの地方に広く見られたトゥルッロ群(複数形で「トゥルッリ」)が多数現存し、住居や店舗として利用されている景観は貴重であり、「アルベロベッロのトゥルッリ」は1996年世界遺産として登録されている

 

石灰(漆喰)で仕上げた円筒形・長方形の家の上に、キノコのような形をした灰色のとんがり屋根が載っているのがトゥルッロ(「トルッロ」などの表記ゆれがある)の外見的な特徴である。「トゥルッロ」が「部屋一つ屋根一つ」といった意味を持つ通り、一つの部屋の上に一つの屋根がある。内部に玄関廊下はなく、ドアは開けると直接部屋となる。構造面では、モルタルなどの接合剤を使わずに石灰岩の切石を積み上げているのが特徴である(乾式工法 (Dry stone特徴的な屋根も灰色の切石(スラブ)を積み上げたものである。屋根にはしばしば石灰で神話的・宗教的シンボルが描かれる

石灰岩質のこの地方で、トゥルッロは農民たちの厳しい生活環境に応じて入手しやすい材料で作られた[3]。簡易な構造ながら、白い漆喰は外気を遮断しつつ室内の明るさを保つのに役立ち[2]、内壁と外壁の間に詰められた土砂は天水を濾過しながら地下水槽に導くなど、気候風土に適した工夫を盛り込み発展している[2]

 

 

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