「それって、ホントにバリア?」対策には? | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日の「バリア」は、
[「それって、ホントにバリア?」対策には?]



さてまず最初に、

昨日のブログの中ではスルーしたんですけど、
「絶対距離感」っていう聞き慣れない
ワードを出したのですがこれの説明から...

これ、知ってますか?

『イヤ知らないでしょ、フツー...苦笑』

・・・ですよね。


「絶対距離感」というのは、

正確に音を認識出来る能力ということで
「絶対音感」という言葉があるように、
その距離感版でパッと1,2秒見ただけで
あるモノまでのだいたいの距離が分かり、
絶妙な位置どりが出来たり
ほぼ正確にそれに寄せたり出来る能力のこと。
(実際に辞書に載っています。)

「絶対距離感」をより養うことが出来れば、

器用さというか
微妙な力加減の能力が抜群に向上して、
たとえばボッチャに欠かせない能力、
寄せる能力がかなり身に染み付き
ベタピン連発状態になります!(^-^)

それから、
車いす利用者が立ち上がる時とか
トイレで移乗する時とか
その他もろもろの足を付きたい位置が、
(自分の落ち着くポジションというか
自分の力が「最大限」出せる位置)

「パッと見」で見つけることが出来て、
その結果出来ることupに繋げれます。(^-^)


昨日のブログではこの感覚を掴むために、

ある「バリア」に対しての、
反復練習という繰り返しの動きを
身体のどこかの「リハビリ」として捉えて、
それを自分のストロングポイントに
してしまおうというような話を
後半にしたのですが、

この行為というかやり方というか
「肉を切らせて骨を断つ」
のような考え方なんですが、
ちゃんと言葉があるんですよ。
(造語なんでしょうけど...)

それはズバリ、



・・・



「バリアアリー」!


知ってます?

ある介護施設で実践されていることで、
代表的な例で言うと建物の中に
敢えて段差などの「バリア」を設けること。


「バリア」になる箇所に出くわすと、
(直面すると)
ブルーになりますよね。
またかぁって思いますよね。(^-^;

でもそんな感情がいらなくなるんです!(^-^)

そのバリアになっている箇所を
乗り越えることで、

その人の「自己治癒力」
上げていくというか、

介護施設やバリアフリー住宅などでは
完全な「バリアフリー」が一般的なのですが、
「バリア」(障壁)になる箇所を
1ヵ所でもいいからわざと残して、
(基本的には、
大方バリアフリーでいいんです。
じゃないと
ストレスになってしまいますから...)

利用する人が日常生活において、
自然な形での「リハビリ効果」
として期待されている考え方。(^-^)

とりわけ介護の現場において
よく人手不足が問題になっていますが、
この「バリアアリー」のような取り組みは
この問題に一躍買うってこともあるかも...


そしてこの「バリアアリー」という考え方を
あらゆる場面において実践していると、
当然「出来ることup」に繋がりますし、

障がいのあるなしを問わず年齢性別を問わず、
「自立」した生活を送るためには
かなり有効なポイントになってきます!(^-^)

まずは、
その「バリア」って
ホントにバリア?から...