ぶらり堺の街と老舗蒲団屋日記〜アメブロ引っ越し中 |
コインランドリーで手づくり仕立ての綿わたふとんを洗うと…
綴じ糸が切れて中綿がねじれてこんな状態になってしまいます。
綿の脂肪分が抜けてひどい場合は脱脂綿になってしまいます
完全に乾燥しきれなくて打ち直しできない場合がほとんどです。
このふとんは中綿にかなり多いポリエステル綿が混ざっているものだったので天日干しをして打ち直しの際に原綿を混ぜて抜けた脂肪分を補ってから仕立てようと考えています。
大事なおふとんが打ち直しできないから処分、打ち直しできたとしてもかなり割高になってしまうということになってしまいます。
綿わたふとんはコインランドリーや自宅で洗わないでください!
どうしても洗いたい場合は当店にご相談くださいませ!
これはおふとんを丸洗いした際のすすぎ水の色です。
綿わたふとんを水洗いすることは綿が傷んでしまうのであまり好ましくはないのですが、こんなに汚れているとやはり毎シーズン洗いたいと思うのは当然です。
羽毛ふとんの丸洗いクリーニングの判断もなかなか難しいかと思います。
(あと化繊ふとん、羊毛ふとん、各種毛布のクリーニングも承ります)
そこで注意して頂きたいのがコインランドリーで自分で洗う、クリーニングの訪問業者(電話勧誘)です。
最近多いご相談にあるコインランドリーに何でも洗えると書いてあったのでそこの大型洗濯機でふとんを洗ったらキルティング(ミシン目)や綴じ糸が外れた、中綿が偏ってしまった、完全に乾かなったなどです…。
あと多いのがある日突然クリーニング業者から電話がかかってきて頼んでしまったが請求が高額とか、巧みな話術で新しいふとんに買い替えさせられたなどです。
このふとんは丸洗いクリーニングすべきか打直しやリフォーム?それとも買い替えか?という判断(診断は)ふとんのプロにお任せください!
*おふとんの丸洗いクリーニングは堺市内全域と隣接地域は枚数にかかわらず
無料集配達いたします!TEL072-238-0159 (有)タケダふとん店まで
当店の中入れ綿は一枚一枚丁寧に手たたみで作られていますので綿を広げやすくなっていて機械たたみのものとは比べ物にならないぐらい扱いやすい綿です。
*はんてん作りの仕様書によっては「青梅綿」となっている場合がありますが中入れ綿を使って頂いて大丈夫です。
ある日突然電話が…「お世話になっております。いつものふとん屋です。そろそろおふとんのわた打ち直しをしませんか?」
こんな感じでいつも利用しているふとん屋になりすましたような内容で打ち直しをすすめてくるんだそうです。
良質の純綿もこの業者に任せてふとんができあがってきたら…
ほとんどポリエステル綿の粗悪混綿になって帰ってきてしまうそうです。
証拠がないので言い切ることはできませんがおそらくどんな綿でも打ち直しせず綿を変えてしまうのだと思います(事前に仕立てた成型ふとんを打ち直し仕立て替えしたと言って納品してるんでしょう)
もちろん仕立ては最悪なもので見るに堪えません。
怪しい電話にご注意ください!綿を変えられるだけでなく法外な料金を請求されたという方もいるそうですよ!
写真は当店のお得意様が騙されて打ち直して仕立て替えをその業者に出してしまい相談されたときに見せていただいたものです。
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