こんばんは
今日も1日ご苦労様でした
2019年12月4日、アフガニスタンで銃撃を
受け死亡した…中村哲さん。
中村さんは福岡県出身。登山が趣味で1970年代にはパキスタンの
最高峰の登山隊に医師としてペシャワールで
ハンセン病患者の医療活動に携わったのが
長いアフガン支援の始まりとなりました。
アフガン内戦の影響で多数の難民が
ペシャワールに流入。
次第に関心はアフガンに向き、
東部ナンガルハル州に診療所を開きました。
武装勢力に若者が加わるのは
「貧困が背景にある。アフガン和平には
戦争ではなく、貧困解決が不可欠だ」
との信念に基づき、支援の内容は医療から
干ばつや貧困対策に徐々に移行。
2000年にアフガンが大干ばつに襲われた後、
水不足や農地整備のため、
日本人の若者ボランティアを募り井戸や用水路の建設を始めました。
干ばつによる水不足に苦しむ人々のために
干ばつによる水不足に苦しむ人々のために
これまでに掘った井戸は1600本に上り、
用水路を引いた大地は黄土色から緑一色に
変わりました。
長年の功績が認められ、
アフガニスタン・ガニ大統領から
国家勲章を受けたほか、名誉市民権を
授与されています。
国家勲章を受けたほか、名誉市民権を
授与されています。
アフガニスタン・ガニ大統領、自ら担ぐ。
アフガニスタンの人々が追悼…そして…
世界的なロックバンド「U2」が12月5日、
13年ぶりの来日公演で、
アフガニスタンで銃撃され死亡した
中村哲医師を追悼した。
ボーカルのボノさんはライブ中に
「偉大な中村医師を追悼するひとときを
持とう」
「中村哲さんのために」
と中村さんを追悼。
ボノさんは、楽曲の合間にも何度も
「テツ・ナカムラ」「ペシャワール会」
と祈るようにつぶやきました。
中村医師を筆頭とするペシャワール会ライブでは、
アメリカの公民権運動の指導者で、
1968年に暗殺された
マーティン・ルーサー・キング牧師に捧げて
作ったと言われる
「プライド」も歌われた。
「プライド」には
「彼らは命を奪ったが、
誇りまでは奪うことはできなかった」
という歌詞があります。
会場のさいたまスーパーアリーナは
会場のさいたまスーパーアリーナは照明が落とされ、ボーカルのボノさんが
「この会場を大聖堂に変えよう。
携帯をキャンドルに変えよう」
と呼びかけた。呼びかけに応じた観客が、スマートフォンのライトを点灯させ、
無数の光が揺れた。
中村先生はアフガニスタンでの活動は…
「自分の使命です」
という中村先生。
「憲法9条が私たちを守ってくれている」
とおっしゃっていた中村先生。
中村先生が成し遂げたことを
決して、無駄にしてはいけません。
貧困をなくし、様々な戦争や争いがなくなる…
武力が必要ない世界になることを
信じていきたいです。
中村先生のご冥福を心からお祈りします。
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