こんにちは
京都の朗読家 馬場精子です
今夜の月
満月
自宅のベランダから
久しぶりに月の写真を撮りました
コンパクトデジタルカメラでの撮影ですので
画質はこれが限界ですが
さて
今日も朝から朗読教室でした
生徒さんの読みの指導中のこと
ある語句を思い入れたっぷりに声にされました
文章は違いますが、こういうことです
「…池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で…以下略」
赤字の部分です
力を入れたくなりますか?
実は、力を入れて「まっ白」を強調する方はとても多いです
この「まっ白」を力を入れて読むと、「白さ」が想像できません
「…池の中に咲いている蓮の花」が「まっ白」なんですよね?
まっ白のイメージは出だしの「…池の中に咲いている蓮の花」から持っていなければなりません。正確には読み出す前からです。
イメージを最初から持ち、そこに集中していると「まっ白」だけを強調した時とは比べものにならないほど、情景がイメージできます
新しい生徒さんは「そういうことなのですね。考えたことなかったです」と笑顔に
教室では、あなたの読む文章を実際に聴きながら、一つ一つ丁寧に指導させていただきます。指導者である私も実際に声に出し、お伝えしていますので、皆さん、わかりやすいと仰しゃいます
午前の教室が終わり外に出ると…
八重桜に変わりましたね
帰り道の醍醐寺
桜から新緑へ
さわやかな季節になりました