今日のあさイチを見ていたら、なんとエコハウス関連では有名な近畿大学の岩前篤教授が登場!
「知っておきたい!この冬役立つ結露対策」というコーナーでご出演されていました。
テロップには
「近畿大学建築学部教授 岩前篤さん
結露ができにくい建築法を研究」
と紹介されていました。
ネット記事や著書など写真では何度か拝見していましたが、実物が動いて関西弁で喋ってるところは初めてだったのでワクワク~(って失礼ですね)
内容は・・・
●部屋と外気の温度差が大きいほど結露も発生しやすくなるため、上手に温度と湿度をコントロールすれば結露を改善することができる。
●秋冬の理想的な室温は20度から22度、湿度を60%以内に抑えると結露が出にくくなる。
ということで2つのポイントを紹介。
ポイント①冷たい空気の通り道
水蒸気は温度の高いほうから低いほうに流れるので、発生した水蒸気を外に少し逃がすと、部屋自体の湿度を下げることができる。
訪問したお宅(賃貸マンション)では、上部の小窓を開け(給気)、浴室の換気扇を回す(排気)ことで空気の流れをつくっていました。
ポイント②断熱シート+サーキュレーター
ホームセンターなどでも売られている「断熱シート」を窓の外にさげると、桟や窓全体に冷たい外の風が当たることが少なくなり、窓の温度を高く保つことができ、結露が少なくなる。
さらに、サーキュレーター(または扇風機)で、部屋の温かい空気を窓にあて温めると、効果がよりアップする。
実験では、窓ガラスの温度に6℃以上の差がありました。
(ビシャビシャ結露の旧居だったらきっとこの2つの方法試してたにちがいない。。。)
番組内では、結露対策として他に24時間換気システムについてもほんのちょこっと紹介していましたが、ホントに付け足し程度に一言。数秒程度。
まだまだマイナーな事柄なのかなと。
詳細はコチラ
家の断熱性・気密性を高め、高性能の窓と第一種換気を採り入れれば、結露はほぼ抑えられる…というのは、また別のお話。
ちなみに、今日20時(外気温9℃)の我が家のリビングの室温23.5℃・湿度51%。
エアコンは昨夜から24時間運転始めました。(22℃設定)
結露は見られません。