1年間また一瞬で終わってしまった。
去年も一昨年も支配されていた、不完全なものとして肩身の狭い感覚は、少しずつ鈍っていき、与えられたもので闘おうと、考えられるくらいにようやくなった。

あれだ、わたしは頭が悪いから、普通の人が一回で分かることがすぐに理解できないんだ。

何回も言われて、何回も失敗して、何年も経ってから言葉の意味がわかって…いつもそう。
だから、わたしがまだ見えていないそこにある愛情や思いやりに気づけるように、少しでも長く生きなきゃ。
だって、理解するのには、途方もない時間が掛かるから。



さて今年は腎盂腎炎イヤーでした。
6月くらいから最低月1、今は月3回くらい40度弱の高熱が出てフラフラになります。最近は健康な日の方が少ないな?

二日で熱が下がらない場合、もしくは仕事で外せないイベントがある場合は抗生物質のクラビットを5日間飲みます。
耐性がつくのが不安なので、虎の子の扱い。

尿の臭いと色を確認しながら、感染の度合いをチェック…
感染が強いとアンモニア臭が強い。
白血球や細菌が多いと濁る。

解熱はカロナールとロキソニンをコンボすると確実に下がる。
発熱は夜が多い。
朝一に高熱の日は無理すると大変なことになる。

パターンが見えてきました。

解決になるかはわからないけど、主治医と相談してステントを抜くことにしました。

残存腫瘍の場所的にステントが無いと不安だけど、きっともう大丈夫…と信じて!


さて本日はアバスチンとしては48回目。単剤は39回!
アバスチンの投与は3月で終えることにしました。
理由は、再燃の兆候がなく安定しているため、また腎機能の保護のため。

私はアバスチンがとてもよくきいてくれて、今生きているので、不安はあります。
それでも3月になれば、単剤投与でまる3年弱。

そろそろ体を休めるのと、本当の経過観察に、挑戦してみようかな。


本当に、この状態にいるのは、支えてくれた人々のおかげ。
私は無我夢中で息してただけだなあと思います。

長生きして、何か1つでも返せますように。



先日高校時代の友達とワイナリー行ってきたんだけど、すっごい楽しかった。
なんかほんと、いろいろ救われてます。