フィレンツェ歌劇場では
ボエームが上演されています。
昨日は初日でラジオ生中継!
マイクの質が悪く音がぺちゃんこ。

実際に劇場で聴いたらきっと違う。
特にソプラノ二人。
ミミはおばさん声、
ムゼッタはキンキン声。
音程はいいし、
目立った間違いもない。
男性陣は、
声もいいし音程もいい。

でも
でも
ソルフェージュの試験みたい。
拍を数えているのが感じられるし、
言葉に心がこもってないから、
ここはPって書いてるからP、
dimって書いてるからディミヌエンド、
みたいな機械的なディナーミク。

違うんだ〜!
ボエームは、
聴く人に夢を見させて
美しい旋律にうっとりさせて
感動して涙させる、
そんなオペラなんです〜。

誰も間違わなかった、
ってそういう問題じゃないんです。

ミラノで、
ネトレプコが間違ったエピソードが
世界中に広まったけど、
誰も非難しなかったよね。
だって、
凄かったもん。
感動してもん。
ネトレプコ万歳!