Q.再度の卵管造影検査か、卵管鏡下卵管形成術を受けるか、どちらがよいでしょう。

 

昨年の12月に卵管造影をしたところ卵管両側閉鎖と診断され、「体外受精をオススメします」と言われました。その前に卵管鏡下卵管形成術を受けるために、この手術が受けられる病院を教えてもらい、旦那と話し合った結果、来年、そのための検査、手術を受けようという事になり、その病院の通院をやめました。

 

その後、今年2月に妊娠して子どもを授かる事ができたのですが、4月に稽留流産でダメでした。また赤ちゃんを授かりたいと思っているのですが、もう一度、卵管造影をした方が良いのか、卵管鏡下卵管形成術を受けたほうが良いのか、このまま自然に授かるのを待つべきなのかわかりません。それから、2月に風疹のワクチンを接種しました。影響はあるのでしょうか?

 

今後、どうするべきかアドバイスをお願いします。

 

 

A.造影剤を流したことで卵管が開通したのかもしれませんね。ただ、一度開通しても、また狭くなったり、塞がってしまうこともあるので、再度の検査は必要になるかと思います。​​​​​​​

 

今後については、昨年の12月にレントゲン撮影を伴う子宮卵管造影検査を行っていたのであれば、1年に1回の検査が基本ですので、卵管の疎通性については、通気、通水で検査が受けられると思います。

その結果、閉塞している場合には、卵管形成術を検討されてもよいのではないでしょうか。

 

ただし、卵管形成術で開通しても、ずっと開通したままではなく、再度、狭窄、閉塞してしまうこともありますので、事前にリスクなどを医師に確認されるとよいでしょう。

 

体外受精の場合には卵管に問題があった状態でも、妊娠を目指すことができますが、どちらの方向性で進めていくかは、ご主人ともよく相談して決めるのがよいですね。

風疹ワクチンを接種した後は、2カ月間の避妊期間が必要です。

現在は避妊期間が明けているので問題はないと思います。

 

 

不妊治療情報センター