1テーマずつ書こうとすると、実験や書く時間などが必要になり、更新ペースが落ちてしまうので、もう少し手短に書いて行こうと思います。

 

前回まで書いたスマッシュの打ち方は、プロの動画を停止したりコマ送りしたりして、特徴的なポイントを色々試しながら、「こう打つと計測器で速くなりましたよ」という、理想的と思えるフォームでした。

しかしある日、その実験をする過程で、ふと「昔読んだ本で、上打ちは野球で投げるように、下打ちはボウリングのようにと書いてあったよなぁ。あれってどうなんだろう?」と頭に浮かんできました。

というわけで、今回は、「野球のピッチングフォームでスマッシュを打ったら、速いのか?」について書いていきます。

投げ方は、「振りかぶらずに、でも最速を出そうと投げる場合のフォーム」で打ってみました。

 

少し細かく書くと、セットポジションの投げ方で、しかし振りかぶったようなゆったりした動きで、最後の投げる動作の時だけ速く!という感じです。

結論は、「最も安定して速い!」という結果が出ました。

 

前回までの「真・スマッシュ」だと速度が180km~205kmという感じです。

例外で範囲より下(170km台)も出ますし、上は216kmです。

 

今回の「野球スマッシュ」だと190kmから205kmという感じです。

例外でも下は185kmくらい、上は211kmです。

 

最高速こそ、「真・スマッシュ」が上ですが、205km以上は確かその1度だけくらいでした。

「野球スマッシュ」だと205km以上は複数回でました。

 

ちなみに、ジャンピングスマッシュだと、「真・スマッシュ」は180kmでした。190kmは出ませんでした。

「野球スマッシュ」は180km~195km、最速は205kmでした。

 

野球のピッチングは、人差し指と中指を伸ばして、上から下へスナップすることで、バックスピンをボールに加えることのよって、浮力を生むように投げます(ちなみに、逆のトップスピンはキャプテン翼でお馴染みのドライブ回転で、球は下に落ちるように動きます)。

なので、「野球スマッシュ」は手首を回転させるのではなく、上から下へ曲げるように打つ事になります。

これが、今回のタイトルが「スマッシュは回内を使わなければダメですか?」になった理由です。

 

自分はバドミントンを始めて8年くらいですが、週2.5回平均でやってきていても、バドミントンをしていない時間の方がとっても多いです。

ということは、回内・回外はドアノブや色んなカギを回すことくらいでしか、動かすことはありません。

それに比べ、「野球スマッシュ」のように手首を上下に動かすことは日常で多々あると思います。

つまり、「バドミントン部活未経験者は、なんだかんだ、手首を回すよりも縦に動かす方が力を入れやすい傾向にある」ということだと思います。

 

部活経験者の方は、毎日数時間、回外・内をしてきているので、手首を回す方が強いでしょうし、バドミントン部でなくても、手首を回す部活動(何だソレw)をしていれば、回内の方が良いのでしょう。

 

欠点を上げると、ピッチングフォームは膝を曲げ、大股になる分だけ高さが低くなりやすいので、その対策は必要ということと、ピッチングフォームを思い出してもらえると分かっていただけると思いますが、投げるまで時間がかかりすぎるので、高いロブでしか使えないという2点です。

これに関しては、解決策を練っている所です。

 

「自分は手首を回して打つのが、感覚的に苦手だったり、力が入らないなぁ」なんて思う方、おりましたら、この打ち方はいかがでしょうか?

これが「ネコパンチ」って言うのかな?まぁ、いいや^^;

 

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