前回は握り方についてのお話でした。

スマッシュが遅かった理由が、床に対して面を完全な垂直にした状態で握っていた為だった方は、これで解消されたかと思います。

 

今回は遅い理由として可能性があるその2「面のどこにシャトルが当たっているか?」について書いていきます。

 

スマッシュをして、よくシャトルの羽が折れてしまう方、これは"スマッシュが遅い"です。

ウチのチームでは、練習開始時間から人がある程度揃うであろう30分間は、それぞれ適当にすごしています。

大体の人は基礎打ちしたり、走ったり、おしゃべりしたり、自分はスマッシュが完成するまではいつも一人でスマッシュを「あ~でもない、こ~でもない」と練習していました。

30分間。

その2に気づくまでは、シャトルを4つ持って行っても30分持ちませんでしたが、今は1つ折れるかどうかです、全く折れない時の方が多かったですね。

 

それでは何故、羽が折れるのか、そして遅いのか。

それは、ラケット面の上の方にコルクが当たっていて、その先についている羽の部分が面からはみ出ている状態になっているからです。

はみ出るということは、出っ張ってるフレームに当たるので、それで折れるわけです。

シャトルは、打った時にコルクの後に面に羽が当たる事で、羽が少し閉じるようです。

その閉じていることで、シャトルが伸びるようで、そしてその時間が長い方が速いらしいのです。

なので、はみ出ていては、"閉じ"が少ないので、遅いというわけです。

 

私の現在は、「面の下の方で打つ」と心がけて打っています。

それだと、打つのはコルクなので、それよりも上にある羽の部分は面の真っ芯からやや上に当たることになります。

「下の方で打つ」と心がけることによって、若干上にずれても面の真っ芯に当たるので、TAGO KENさんがおっしゃる"リスク回避"にもなります。

 

なるべく上でとらえながらも、それはフォームの話で、打つ面は真ん中~やや下で打つ。

気持ち的に、はじめは難しいかもしれませんが、個人的には思ったより早く慣れた感じがします。

 

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